過去に寄せられた質問をまとめています。
※質問したい方は質問するへどうぞ。
Takadera (日曜日, 16 3月 2014 00:59)
はじめまして。 今は大学一年になるところで、漫画家を目指している者です。 とても参考になりました。 ありがとうございます。 早速聞きたいのですが、 私はこれと言って知識がありません。 まず、知識の種類にもよると思いますが、漫画の制作において本当に『知識』が必要なのかどうか。 それを聞きたいです。私個人は必要だと思うので身につけたいと考えているのですが、その場合はどうすれば身につけられますか?やっぱり本を沢山読むことですか? どんな? 小説でも大丈夫ですか? また、私はあまり文章力がありません。 キャラクターのセリフだったり、その状況に見合う言葉、会話などのかっこいい?セリフなど、考えることができません(汗) どうすればこのような力は身につきますか? 要するに、難しいような言葉が会話として使えません(TVのアナウンサー、政治家などが使用しているような言葉) 語彙力の無さと言ってもいいかもしれません。 漫画のキャラクターとして、スラスラ会話が成り立つようにするにはどうしたらいいですか? すみません。自分でもどう表現していいか分かりません(汗) 言っている意味がよく分からないかもしれませんがよろしくお願いします。 沢山あって申し訳ありません。
mangastory (金曜日, 21 3月 2014 01:20)
Takaderaさん こんにちわ。 コメントありがとうございます。これで「質問する2」も動き出しました。 ありがとうございます。 まず知識についてですね。 必要か不要かといわれれば、たいていのジャンルでは「必要」だと思います。 完全に独自の世界観のファンタジーでバトルしたりするものでは不要なものもあります。また、恋愛など、コミュニケーションが主体のものも、不要な場合ものあるかもしれません。が、基本的には必要です。 例えば、野球の漫画を描くのに、野球のことを知らないでかけますか? 書けませんね。 (もちろん、例外はあります。キャプテン翼はサッカーのことを知らないでかいたのでトンデモサッカーになりましたが、それが受けたという例もありますが。) 知っていると一口で言っても、ルールブックでルールを知っているよりは、 野球の歴史を知っていたり、過去の偉大な選手のエピソードを知っていたり、実際のスリリングな試合運びを知っているほうが、いろいろな話が描けそうですよね。 また、実際に自分でもプレーしたことがあれば、マウンドに立ったときの気持ちや、ヒットを打ったときの快感を伝えることが出来ますね。 そういうことなのです。 漫画家を目差しているということは、ライバルが沢山いるということです。 ライバルにない知識を持っていてれば、ライバルに描けないものがかける=そのジャンルでは競争相手がいないと言うことになり、それだけでアドバンテージになります。 だから、他の誰にも得られない知識を増やした方がいいですね。 本やサイトを読むことが最も手っ取り早い方法です。別に小説でもいいですが、作品になっているものは元ネタを昇華させてしまっているので、元ネタを読んだほうがいいでしょう。(先ほどの野球の例で言えば、作品になっている「タッチ」を読むより、実際の野球の試合を見たり、ルールブックを見たほうがいいということです。) 最も良いのは経験することです。経験で得た知識はディティールが細かいし、得難い(ライバルが知らない)内容になります。 大学1年生なら、残された時間は意外と短いですが、漫画もがんばりつついろいろな経験をする方が良いと思います。 次に文章力、というかセリフの力ですが、 これもなかなか得がたいものではあります。 現代文や英語の成績がなかなか上がらないのと同じで、基礎的な力なので 付け焼刃で何とかなるものではありません。 なので、地道に他の作品を読んでセリフ展開を分析してみたり、 映像や、近くにいる人の会話を聞いて会話とはどのように成り立っているのかを分析してみるのもひとつの手段です。 なぜそのセリフがかっこよく思えるのか、前後の運び方はどうなのかといったことを徹底的に考えてみてください。 よく使われる方法として、「なぜ」を5回繰り返す、と言う方法もあります。 なぜそれがかっこいいのか→△△だからだ。→なぜ△△なのか。→○○だからだ。→なぜ○○なのか・・・と続けていきます。結構きついです。 これは、頭を使いつつ、量をやるしかありません。 あとは漫画を描くことです。下手でもとにかく短編を1話作ることで、 ひとつステップアップすることが出来ます。 また迷ったら質問してみてください。 ぜひがんばってください。
Takadera (金曜日, 21 3月 2014 22:56)
細かく教えて頂き、ありがとうございます。 頑張ってみようと思います。 そうですよね! とりあえず下手でも完成させることは大事なことですよね! また困ったら質問させてもらいます。 ありがとうございました。
翔 (火曜日, 25 3月 2014 23:00)
少し前に意見をいただいた翔です 現在新たな読み切りを考えています 時代は中世 主人公の青年は陽気で人当たりがよくアホで、走るのが速いのとバランスが良いのが自慢です 主人公には親友が2人いて、どっちもアホだけど得意なことがそれぞれあります 彼らはある日、ある富豪の部下に鉱脈に連れていかれ、奴隷としての生活が始まります 彼らはそれぞれの特技を活かしてとてつもない作業効率を誇ります しかし悪ふざけもして、それはどんどんエスカレートしていきます 楽しい彼らを皆気に入りますが、1人、彼らを忌み嫌う少女がいました 彼女は両親を病気で失っていました たいした病気では無かったのに治療をしてもらえずに両親を見殺しにされた恨みをその富豪に持ち続けていました 楽しそうにしている彼らは八つ当たりの対象にされて彼女は事あるごとに突っかかっていきました しかし、最終的に飽きたから、と言って鉱脈を破壊して奴隷を解放した後、ふらっと去っていった主人公たちを少し見直したのでした ここを詳しく教えて、と言われたら答えます 意見お願いします
翔 (木曜日, 27 3月 2014 00:18)
飽きたから、と言ったのは彼女の過去を知った上で、彼女の気持ちを汲んで嘘をついて言ったのかどうなのかわからないようにぼんやりさせます。 悪ふざけというのは、水やりと言う名の立ち小便、持ちつ持たれつと言う名の盗み、立ちくらみと言う名の肘打ちなどで、対象は見張りや視察に来た富豪などです。 しかし、いかんせん彼らはとてつもない作業効率を誇るので富豪も少しのことは黙って見過ごします。 彼女は八つ当たりとして石を裸足の足に落としたり、ピッケルで突き刺したりします。内容は彼らの悪ふざけと大差ありません。 彼らがいる鉱脈では爆発する岩石「ボンバー岩」を採掘していて、特殊な状況でしか爆発しない「ボンバー岩」を彼ら3人が協力して爆発させます。そうして奴隷は脱出します。 トリックよりキャラクター、という先生の教えを受けて、トリックは後々簡単なものを考えるつもりです。 エピソードとしては、主人公の青年は丸太に股がって海峡を渡った程のバランスの持ち主です。
皮 (日曜日, 30 3月 2014 15:58)
次のセミナー開催予定はありますか? 前回行けなかったので次回はぜひ参加したいのですが・・!
mangastory (火曜日, 01 4月 2014 22:06)
翔さん こんにちわ。コメントありがとうございます。 長く書いていただきましたが、まとめると 「主人公が奴隷になって、奴隷をやめて、女の子に見直される話」と言うことになります。 心の変化としては、女の子の変化がありますが、 女の子の心の変化が「制限と開放」の開放になっていませんので、 主人公がなぜか奴隷になって、勝手に奴隷を辞めていく、自分勝手な?主人公の話に見えてしまいます。それが最大の改善点です。 以下、いろいろと気になる部分を書いていきます。この部分を良く考えてみると、もっとよい話になると思います。 ・そんなに優秀な主人公が、なぜ奴隷になったのか。 ・奴隷なのになぜそんなに楽しんでいるのか。普通は奴隷と言えば、こき使われてぼろぼろになっている人をイメージしますね。今の書き方では、ただの労働者のように見えます。そのわりに、病気を治療してもらえない正しい奴隷もいるようです。 ・主人公のバランス感覚はストーリーにどういかされるのか。 ・女の子はなぜ主人公を見直したのか。自分の復讐が遂げられたからと言って感謝しこそすれ、見直すことにはならないですね。アホだと思っていた人が、正しいことを言ったりすると見直しますね。 ・ボンバー岩なるアイテムが出てきますが、どのような世界観なのでしょうか。普通の中世にはそのようなものはありません。 ・サブ主人公がいる意味は何でしょうか?いなくても成立するなら、読みきりのキャラは少ない方がいいです。 ・主人公はどうして女の子のために?復讐をしたのでしょうか。 ・この物語のゴールは女の子の復讐が遂げられることでしょうか。だとしたら、早めにゴールを示す必要があります。 といった部分を、突き詰めて考えてみてください。 特にキャラクターの動機を考えると良くなると思います。また、制限と開放を盛り込んでみてください。ぐっと面白くなってきます。 がんばってください。
mangastory (火曜日, 01 4月 2014 22:08)
皮さん こんにちわ。 セミナーですが、2回目を開催したいと思っているのですが、今のところ予定が立っておりません。すみません・・・。 開催する際は、このサイトで告知しますので、ぜひお見逃しなく。
翔 (火曜日, 01 4月 2014 23:29)
コメントありがとうございます 主人公たちは優秀というよりむしろアホです。 富豪の馬に石を投げていたら馬が怒って3人を蹴り飛ばし、後で見つけた富豪がもって帰ったという設定ですが、読みきりで描くかどうかわかりません。 主人公たちは気に入られていて大事にされていたので割と楽に過ごしていました。 バランスは適当に決めたので変えると思います。運動神経がいい、にまとめるつもりです。 女の子の話、これはまず、見張りなどの雑魚たちは主人公ら3人と仲良くなり、その上の主任的な立場の人とも仲良くなります。病気を治してやれなかったことや、過酷な労働を強いたことについて、上からの命令で、自分たちの暮らしのために仕方なかったということが奴隷たちにも伝わっていき、奴隷たちと見張りたちの関係は改善されていきます。そして和気藹々とした仕事場になっていきました。そんなとき、富豪が視察しに鉱脈にやってきます。そのとき、女の子が富豪に病気の人間を治療してもらうよう頼んだのですが、無視され、貴様らのようなゴミに使う金はない、と毒づかれました。主人公たちはそれで脱出を決めました。この時、富豪に怒りを感じたことが制限の開放にはなりませんか?楽しい仕事がこんなやつの下で行われていたのか、みたいな。 女の子のために脱出したわけではなく、奴隷たち全員のためです。 そして、それがわかったので女の子は主人公たちを見直しました。 舞台は、地球っぽくて地球じゃないどこか、です。
翔 (火曜日, 01 4月 2014 23:33)
忘れてました。 無駄にコメント増やしてすみません。 サブ主人公は、悪ふざけは皆でやるものだと思うからと、何でもできる完璧超人は嫌だからです。むしろ、それしかないぐらいがちょうどいいです。
mangastory (火曜日, 08 4月 2014 23:40)
翔さん 追加の内容拝見しました。 不足しているものの中で重要なのは主人公の目的ですね。 描かないにせよ、富豪の馬に石を投げたところから始まり、優遇された楽しい職場があるのに、気分が変わったでぶち壊し去っていく。このような身勝手ともいえる主人公は何が目的なのでしょうか?そして、読者の共感が得られるでしょうか? 物語の主人公はたいてい目的を持っています。その中で何かの問題を解決していきます。自分の目的を持たない巻き込まれ型やお節介型の主人公もいますが、そのときは他の人の目的をかなえることが目的になります。 女の子が奴隷をやっつけたいという目的を持っているのならば、それをかなえるために、あえて過酷な奴隷になり、女の子の目的をかなえる、と言う方がしっくり来ます。そのために、石を投げてわざとつかまると言うのでしたら筋が通っていると思います。 それから、主人公はふざけたキャラでも言いと思いますが、それは表面上で、実は良いやつなんだ、と言うキャラ設定のほうが共感されるでしょう。例えば、ブラックジャックは大金を巻き上げる無免許の悪い医者ですが、彼ほどヒューマニストな人はいないわけです。徹頭徹尾ふざけたやつを好きになる人はいませんね。 それと、富豪がそこまで鉱脈の人をゴミ扱いする割りに、みんな楽しく働いているような様子は少し矛盾しているように感じますね。現実世界にそのような職場はあるとは思いますが(例えば社長がいやなやつだけど、現場は楽しいというような)漫画的には、徹底的につらい仕事にしてしまった方が盛り上がると思います。その方が、倒す価値のある敵になってきます。 読み切りを書こうとしているのでしたら、もう少し内容を絞り込んで、「1つの変化が起こる」くらいのものにしてみることをオススメします。 「~だったのが、少し~になって、だんだんと~になって、~が現れて~になった」というような変化の多いものは読みきりでは描ききれません。 「~の状態である。主人公が活躍して~になった。」というくらいにしてみてください。内容を凝縮させるのは、膨らませるよりある意味難しいことです。しかしそれが出来るようにならないといけません。 がんばってください。
翔 (木曜日, 10 4月 2014 13:49)
ありがとうございます 主人公の目的と変化を少なくですね。頑張ります。
kayo (水曜日, 16 4月 2014 21:11)
今まで何回も漫画を描こうとしたことがあるのですが、 漫画の1ページ目が、なかなか印象がつけれるような カッコいい場面が描けなくて困っています。 私の実力不足なのかも知れませんが、カッコよく描けるような コツをよろしくお願いします。
mangastory (日曜日, 27 4月 2014 21:58)
kayoさん こんにちわ。お返事おそくなりました。 最初に1ページですね。これは本当に難しい問題です。 もしかしてクライマックスより難しいかもしれないと思います。 冒頭は、急展開過ぎて読者の想像を追い越してしまうと、ついて来れなくなるし、普通過ぎれば読むのをやめてしまいます。その調度いい感じが難しいのです。 kayoさんがどうかはわかりませんが、みなさんインパクトを出そうとするあまり、急展開するぎる、唐突すぎる話はこびになりがちのようです。 なので、まずはあまりインパクトを優先せず、ページ数も気にせず、 普通でもいいので、順を追ったストーリーではじめてみるといいと思います。 例えば、殺人事件なら、いきなり被害者の表情から入って、犯人が包丁を振りかざすところから初めてしまいがちですが、被害者が帰宅していくところを描いて、物陰から犯人が出てきて、そして振りかざす、といったようにです。 冒頭は我慢して普通に描いて、全部描いてから、また考えなおせばよいのです。 一番いけないのは、冒頭が描けないからといってすべて描かない、描けない事です。まずは、納得いかなくても冒頭を描いて、とにかく完成させましょう。 「納得いかないのに進める」これが案外難しいのは承知の上です。 しかし、進めなければいつまでも完成しないのです。 がんばってください。
めざまし (日曜日, 04 5月 2014 19:40)
こんにちは、メールを送らせて頂きました ご確認いただけると助かります
乙姫 (月曜日, 05 5月 2014 12:46)
えーと、私は中学生の乙姫(仮名)です 漫画家デビュー目指してかれこれ7年奮闘中です 質問の程なのですが、いま女の癖に少年漫画描いてます。 ここで武道家の漫画を描こうとしているのですが、男の主人公が弱くても良いと思いますか? 返信いただけると嬉しいですm(__)m 6つの条件、わかりやすかったです! あ、もうひとつすみません、少しエロチックなのが良いって聞いたことがあるんですけど本当ですか?
mangastory (水曜日, 07 5月 2014 22:38)
めざましさん こんにちわ。メール拝見しました。返信しましたので ご確認くださいね。
mangastory (水曜日, 07 5月 2014 22:49)
乙姫さん こんにちわ。 まだ中学生なのにもう7年奮闘!とはすごいですね。 最近は女の子で少年漫画を描いている方も多いように感じます。 主人公が弱い、はアリだと思います。 しかし、「事件を解決するのは主人公」ですから、 弱くても解決する何かの方法なり能力を持っていなくてはなりません。 ラッキーマンならラッキー、けんいちなら最強の師匠たちと努力。 エレン(巨人討伐数1)は決して折れない意志の力。 そのほか、工夫する頭脳や推理力など、強くなくても主人公は何らかの 事件解決能力を持っています。逆にそれがあれば弱くても良いのです。 それと、少しエロいほうがいいとの情報ですが、人によりますね。 何でもかんでもエロくした方がいい訳ではありません。 無理して苦手なものを出していくよりは、得意な部分を強く出す方が良いと思います。 まして乙姫さんは女の子ですので、男の子の喜ぶエロをかくのはけなりハードルが高いと思います。 個人的には女性が男性向けに書く場合は、 エロよりも女性的な細やかな心理描写のほうを期待してしまいますね。 デビュー目差してがんばってください。
漫画 (月曜日, 19 5月 2014 00:03)
こんばんは、初めまして。 Mangastoryさんはまるでストーリー講座界の池上彰さんのようですね(池上彰さんお好きでなかったらすいません) つまり説明が本当に分かりやすいです。 感謝と共にわいた疑問なのですが、(Mangastoryさん個人に対する質問なので、お嫌ならお答え頂かなくて結構です。) どうしてここまで熱心に質問に答えてくれるのですか? 何がmangastoryさんをこのサイトを立ち上げるまでさせたのですか? このサイトはmangastoryさん個人の意向で作られたのですか? 質問攻めで申し訳ありません。 とても気になりましたので。
mangastory (月曜日, 19 5月 2014 00:37)
こんばんは。 書き込み頂きありがとうございます。 池上彰さん、もちろん知っていますよ。 そんな有名な方に例えて頂けるなんて、光栄です。 とても嬉しいです。 このサイト運営の動機・・・考えてもみなかったと言うのが正直なところです。 仰るとおり、質問に答えるだけでもかなりの労力を必要とします。 それなのに運営している動機は何なのか。 私は冒頭にも書いておりますが、 漫画家になれなかった人の一人です。 漫画を制作していくにあたり、自分なりに溜めてきたノウハウを、 どこにも出さずに終わってしまうのは非常にもったいないという思いが出発点ではあります。 しかし、それは最初の立ち上げの動機です。 それ以降は、皆様との交流が面白い、からだと思います。 顔も知らない皆様との出会い自体が奇跡的で面白いのはもちろんのこと、 アドバイスすることで、作品が目に見えてよくなることは嬉しいことです。 いろいろな考え方や発想に触れるのも楽しいことです。 そして、ストーリーの理論についてはやはり混乱がある、と言うか、 誰もきちんと教えていない、自分なら教えられるのではないか、 と言う変な使命感のようなものも生まれています。 これからも勝手にがんばらせて頂こうと思っております。 疑問は解消されましたでしょうか? 私自身考えていなかったことを、考えさせられました。 ありがとうございます。これもひとつの醍醐味ですね。
漫画 (月曜日, 19 5月 2014 13:31)
こちらこそお返事頂きありがとうございます。 なるほど…。 理由を聞くと益々mangastoryさんの行動力に感謝の気持ちがわきました。 もちろん疑問はスッキリ解消されました。 私自身漫画で結果が出せておらずよく落ち込むのですが、ここの存在や、mangastoryさん、ここに質問来られる方達の熱意に元気づけられた事が何度もあります。 また質問させて頂く時があれば、どうぞよろしくお願いします。
蒼 (月曜日, 26 5月 2014)
こんばんは、初めまして。 私は少年漫画を描いている高校生です。 投稿歴五年ですが、中学三年で小さな賞にはいったきり結果は残せていません。 そこでこのサイトを見つけて、とても参考になりました。 具体的でとてもわかりやすかったです。 そこで質問、というか相談なのですが、 ややこしい設定をつけて前半ナレーションで説明しきってしまう、というのはやはり文字が多くなってすっきりしません。 しかしページ数の都合などで短くまとめなければいけません。 ナレーションの中に伏線があるのですが、どうしてもそれは生かしたいです。 周りの会話をナレーションの代わりにするのと そのままナレーションするのとではどちらが良いでしょうか。 それとも設定自体をもっと簡単にするべきでしょうか。 あともうひとつ。 ヒロインは悪役一人でも少年漫画的に魅力的でしょうか。 私事の質問を長々と失礼しました。 よろしければ回答をお願いします。
麗姫 (土曜日, 31 5月 2014 22:03)
こんばんは、私も乙姫様と同じ、中一女子です。 少年漫画家目指してます! ストーリーには関係無い話です 私は、目の形が左右対象に描けないんです どうかアドバイスをください…………
mangastory (火曜日, 03 6月 2014 23:24)
蒼さん こんにちわ。サイトを見ていただいてありがとうございます。 中三で賞を採るとはすごいですね。 質問ですが、仰るとおり、 長い設定をナレーションで見せるのは無理があります。 同じく、セリフで説明するのも無理があります。 ではどうしたらよいかと言いますと、エピソードで見せるのです。 蒼さん漫画がどのような世界観かはわかりませんが、例えば 「無法者がうろつく犯罪都市」なのだとしたら、か弱い女の子が金品を奪われてしまう、というようなシーンを作り、説明します。これが「この都市は~のため無法者が多く云々」とすると、途端に読者はついてこなくなります。セリフでも同じことです。 ただ、エピソードだけで説明するには無理がありますから、ナレーション、セリフも織り交ぜることが必要です。 さらにいうと、エピソードの弱点はページ数を必要とすることです。 なので、物語に必要なエピソードに加えてしまうのが最も得策です。 上の例で言えば、主人公が登場するシーンとして、犯罪にあっている女の子を助けるシーンをつくります。そうすることで、設定を説明しながら、物語も進行することが出来るのです。これは難しいテクニックですが、先に進むには必須のテクニックです。 最も、ストーリーの長さに対して、多すぎる設定というのはいくら説明しても終わりません。おそらく読みきりに取り組んでいるのでしょうから、数十ページだと思います。そのストーリーに本当にすべての設定が必要なのか、洗い出し、不要なところは涙をのんで削る勇気も必要です。 足すよりも削る方がつらく難しいことですが、これも必須のことです。 最後のヒロインが悪役、とのことですが、やりようによっては 充分魅力的ではないかなと思います。過去には敵役で出てきた女の子があとでヒロイン(かサブヒロイン)になる漫画は沢山ありますね。 質問から、きちんと漫画を描いている方だなと思いました。 ぜひがんばってください。
mangastory (火曜日, 03 6月 2014 23:29)
麗姫さん こんにちわ。 若いですね!まだまだ時間がありますので、精進してください。 目を左右対称に書きたい、ということですね。 まずはデッサンの狂いを見つける方法として、書いたものを 光に透かしたりして、裏側から見ると、狂っている部分が見つけられます。 それから、苦手な目から描くという方法があります。 右利きだと、左目の方が描きにくいのではないでしょうか? まあどちらでもよいですが、苦手な方を先に書けば、 得意な側はそちらに合わせやすいですね。 あとは気にしないことです。 完璧に左右対象の目をしている人間はこの世にいません。 それよりもストーリーなどを磨く、という方法もあります。 道はいろいろです。ぜひがんばってください。
mangastory (水曜日, 04 6月 2014 00:39)
宣伝です。 このたび、6つの法則の進化版「新しいストーリーの教科書」を発売しました。 6つの法則が青銅聖闘士なら、「新しいストーリーの教科書」は黄金聖闘士です。 正直そのくらいの差があります。 本気で上手になりたい方、おすすめです。 メニューからいけますので、よろしければ、どうぞ。
蒼 (水曜日, 04 6月 2014 20:14)
ありがとうございました。 読み返してみると、最初のストーリーから変わって必要なくなった説明がいくつかありました。 設定としては描きたかったのですが、他のページの説明不足があったので削ってそこにページを使ったら、 仰る通りすっきりまとまりました。 悪役は最終的に仲間になるので、ヒロインになれるかと思います。 丁寧な回答ありがとうございました。 頑張ります。 また何かあれば質問させて頂こうとおもいます。 宜しくお願いします。
蒼 (木曜日, 05 6月 2014 21:51)
こんばんは つい先日質問したばかりで申し訳ないのですが また質問です。 私は話を詰め込むクセがあって、 何を描いても話の進むテンポが速くなってしまいます。 31ページにまとまることはまず無く、 いつも45ページみっちり使ってどうにか話をまとめています。 できる限り丁寧に、矛盾や説明不足がないようにしているのですが テンポが速すぎるものは読み手を置いてけぼりにしてしまうのではないかという不安があります。 自分が描いていると、話のすべてを把握した状態で読むので 説明不足やボンヤリした所が見つけにくいのです。 やはり読み切りなら単純明快な話のほうが読みやすいのでしょうか。 それとも、多少速くても丁寧に描けば問題ないでしょうか。 「読み手が置いてけぼりになってしまうかどうか」です。 よろしければ回答をお願いします。
mangastory (土曜日, 07 6月 2014 07:32)
蒼さん こんにちわ。 書き込みありがとうございます。 読者を置いてけぼりにしていないか。難しい問題です。 作品を読んではいないのでわかりませんが、テンポが速すぎると思うようでしたら、やはり詰め込みすぎの可能性はあります。 ページに入る内容というのは、無限ではありません。 適切な量というものがあります。 例えば、1ページに主人公の1年間の出来事を入れようとすれば、どうしても省略するしかありませんね。 逆に1ページに一瞬の心の動きを入れようとすれば、丁寧な描写になると思います。 この1ページにどのくらいの内容を入れていくか、どのくらいのスピード感が気持ちがいいかというものは個々人違って、読者も作者もちがいます。 緻密な画面が好きな人もいれば、単純な方がいい人もいます。テンポが早い方がいい人もいれば、逆もあります。そこが合致したときに、その漫画は読まれるのだと思います。 つまり正解はないのです。 自分のテンポはこれだ!と提示していくことが大事です。それが言いか悪いかは他人が判断してくれます。 しかし、いまテンポが速すぎると感じているなら、削ることも大切です。 描きたいものをすべて描くのは得策ではありません。 削る勇気が必要です。増やすより削る方が難しく、価値のあることです。 量をとるか、テンポをとるか。 考え方ですが、私は、テンポのほうが大事ではないかなと思います。 ちなみに1度やっていただきたいのですが、ページ数を考えずに、描きたい内容を、描きたいテンポで描いてみてください。それがページ制限を大幅に超えるようでしたら、内容を削った方がいいと思います。 がんばってください。
蒼 (土曜日, 07 6月 2014 17:53)
回答ありがとうございます。 私はいつも描きたいテンポで描き切って、そこから削ったりまとめたりする方法で描いています。 今回45ページで描いているものは50ページくらいになりました。 いつも60ページくらいになり、最初からだいぶ話を変えています。 速すぎないテンポを意識して、削れるところを探そうとおもいます。 ありがとうございました。 頑張ります。
高原七夏 (金曜日, 13 6月 2014 20:28)
すみません、メールの返信をさせていただきました。 ご確認のほどよろしくお願いします。
mangastory (月曜日, 16 6月 2014 23:30)
高原七夏さん こんばんわ。 メール返信しましたので、ご確認くださいね。
DANTE (木曜日, 19 6月 2014 03:03)
こんにちは、DANTEと申します。 こちらのサイトに「心が変化する」とありますが それは「過去」のエピソードで心を変化させてもいいのでしょうか? 「現在」の話の流れでキャラの心が変化するんじゃなくって 「過去」エピソードで、です 意味不明だったら申し訳ないです・・・(日本語力がないので・・・)
mangastory (木曜日, 19 6月 2014 21:51)
DANTEさん こんにちわ。 質問ありがとうございます。 過去のエピソードでの心の変化、もちろん問題ありません。 しかし、現在が舞台であるなら、現在での心の変化も必要です。 例えば、冒頭で「過去にこんなことがあったんだ・・・」から始まり、最後まで過去の話で、最後に「という話だったのさ。」で終わるような、過去がメインの舞台になるなら、現在の心の変化は不要です。 しかし、逆に現在の話の中に、過去のエピソードが含まれるなら、現在の心の変化は必要です。 例えば、 過去にこんな出来事があって、俺は悪になった。 ↓ 現在、主人公によって改心する。 とった流れです。 このような場合、過去のエピソードは「設定の説明」 になりますので、メインの話の中での心の変化は必要になってくるのです。 わからなかったらまた質問してくださいね。 がんばってください。
chipika (日曜日, 20 7月 2014 21:45)
こんにちは。 今ネームを描いているのですが、ちょっと行き詰まってしまったので、質問します。 私は、ネームを描く時いつも流れが不自然になってしまいます。何回も書き直して色々考えているのですが、なかなかうまくいきません。 何かコツなどがあれば教えてくださいm(_ _)m お願いします!(つД`)ノ
mangastory (日曜日, 27 7月 2014 22:02)
chipikaさん こんにちわ。 ネームが行き詰ったとのことですね。 基本的には何回も書いて、何回も捨てることだと思いますが、 捨てる際、感覚的にしっくりこないから捨てる、というのは当たり前ですが、 何が重要で、何が重要でないかを考えることが大切です。 何が重要なのかがわかれば、当然、重要でないところを捨てることが出来ます。 何が重要なのかは、6つの法則を当てはめてみてください。 例えば、心の変化は前後でありますか? そのための要素があると思いますが、すべて心の変化を書くために必要ですか? きっかけのシーンはありますか? キャラクターを表現するための要素として、必要不可欠なものだけが入っていますか? 何か他のために使っている要素を、他のためにも使ったりして まとめたり出来ませんか? そのようにして、何回も書いては捨てます。 遠回りのようですが、それが一番大事なことです。 どうしてもうまく行かなかったら、その漫画は一時ストップして、 寝かせてみるといいです。その間、他の漫画でも書いていてください。 そうすると客観的に見ることが出来るようになります。 がんばってください。
trickp (月曜日, 28 7月 2014 22:40)
以前漫画のネームをみていただいてアドバイスをくださり、非常に感謝しています。 不具合により連絡をとれなくなってしまったので、もしお時間あればご連絡くださると嬉しいです。 mangamanga7777@yahoo.co.jp (しばらくしたら上のメアドのアカウントは削除します)
あみまお (水曜日, 30 7月 2014 19:56)
こんにちは。 現在12歳ですが、漫画家を目指して頑張っております! これまでに色々なサイト様を拝見し、勉強させて頂いているんですが、ストーリーの構成に関しては、当サイト様が一番役に立ち、勉強になりました! 本当に有難うございます。m(_ _)m さて、これは私の質問なのですが、 誰かの心情が変わるというのは、その誰かの性格なども多少変わってくるのでしょうか? また、少年漫画を書く際に、主人公以外に女の子キャラを2人以上出すのは多過ぎでしょうか? 質問の方分かりにくかったらごめんなさい… お返事まってます!
mangastory (水曜日, 30 7月 2014 22:10)
trickpさん こんにちわ。 メールしてみましたので見てみてくださいね。 迷惑メールになっていないといいのですが。 よろしくお願いいたします。
mangastory (水曜日, 30 7月 2014 22:21)
あみまおさん こんにちわ。 サイトを見てくださってありがとうございます。 心の変化について、ですが、 これは実は心情のことではありません。 「考え方」です。 例えば、「弱いものは負けて当然だ」と言う考えのキャラが 「弱いものは助けなければならない」といった風に、 「お前は家業の八百屋を継げばいい」 と言う親父が「テニスもいいものだ」という風に考え方が変わることです。 性格が変わったと言うのは印象的には近いかもしれませんね。 それから、キャラの数ですが、多ければ多いほど難しくなります。なぜなら、ページ数は限られているのに、数が多いほどそれぞれのキャラを書くページが減るからです。 (ページが無限にあるのならいくら出してもかまわないかと思いますが。) また、少ないページでも充分にキャラの魅力を伝えていける技術があれば問題ないと思います。 どうしても2人以上出したいときは、例えば、双子とかで2人で一組という風に少なくする工夫は出来ます。 がんばってください。
as (水曜日, 03 9月 2014 22:16)
こんにちは。 漫画のストーリー構成を勉強しようと調べていたところ、こちらのサイトにたどり着きました。 ストーリー構成を自身でなんとか頑張ってプロットなるものを作ってみたものの、いざ絵に書き起こす段階で気持ちが萎えてしまいます。 設定や話が盛り上がるための下地段階を描くのが好きではないんだと思います。 大ゴマや見せ場の場面までどういった事を考えながら描いていますか? また、下地段階でもモチベーションが上がることはありますか? 他の方はどうしているのか気になって質問してみました。
mangastory (火曜日, 09 9月 2014 00:22)
asさん こんにちわ。 サイトに来ていただきありがとうございます。 盛り上がりの場面までの、下積みですね。 確かに、モチベーションがあがらないことも多いと思います。 私の場合は、作品全部が完成することが モチベーションになっているので、そのために必要などんな 小さなシーンでも必要なものとして、 それなりのモチベーションで描いていました。 とはいえ、モチベーションがあがらず なかなか進まないようなこともありますよね。 そこは、耐えて耐えて、最後に解放される、 正に「制限と解放」を作者も行う必要があると思います。笑 がんばってください。
瑞基 (日曜日, 28 9月 2014 09:48)
こんにちは 話作りに行き詰ったところこのサイトにたどり着きました 僕はまだ中三なのですが少し漫画家に興味があって今、某漫画雑誌の 模写や話の構成、キャラ作りをしています。 高校では、一作描ければなあ・・・と思っています。 模写したキャラは上手く描けるのですが、いざ、自分のキャラ作り となると自分でも同じ人が描いたのかと思う程下手になってしまいます 話作りでも、いいと思ったものを思いついても、 自分の画力では、到底作れないものになりがちです。 そこで、どうやれば自分なりのキャラが作れるのか どうやれば、自分にあった(初心者でも描ける)話ができるのか 教えてください。
mangastory (水曜日, 01 10月 2014 23:34)
瑞基さん こんにちわ。 サイトに来ていただいてありがとうございます。 自分なりのキャラに話ですね。 こうすればうまく行く、とお教えしたいところですが、 マンガ作りにそんな魔法のような方法はありません。 練習あるのみです。 絵は書いていけば徐々にうまくなります。 マンガの絵を模写するだけではなく、実物の 人間やものを描いてみることも大事です。基礎力が上がります。 また、イラストはマンガとはちょっと違うので、 模写してもあまり意味がないかもしれませんね。止まっている絵はマンガではあまり必要ないのです。 絵の練習を単独でするよりは、マンガを描いていったほうが いろいろなポーズがあったりアングル、拡大率があるので練習になります。 イラストは基本的に「決めポーズ」が多いですよね。 マンガは「決めポーズ」はむしろ少ないでしょう。 だからマンガのほうがいいのです。 それから話ですが、短いものから作ると良いでしょう。 そうすると、短くするには設定を減らさないといけませんから、 現代の日常的な題材が最も練習にはなります。 もちろん描きたいのは 壮大な設定があるのでしょうから、それを目指して 小さなステップを踏んで、積み上げていくといいと思います。 「描きたい」欲求は何よりも大事です。いつか 理想どおりの話を書くことを目標にがんばってみてください。 ちなみにストーリーは絵と違って練習だけではうまくなりませんので 手前味噌ですが6つの法則を参考にするといいと思います。 わからないことがあればいつでもこのサイトに来てください。 がんばってください。
セス (日曜日, 28 12月 2014 20:54)
はじめまして。 ストーリーの構成がまとまらなく悩んでいてネット で検索してみたところこのサイトに行き着きました。 春休みに某出版社へ少年漫画の持ち込みに向けて漫画を書いてる15歳です。 その漫画の プロット(あらすじ)で説明すると 影の中に世界はあるのかとふと思った主人公が足を踏み入れたら影の主人公(自分)に足首をつかまれ影の世界に引き込まれる。 その世界にいる人(敵)に 場所と(影の世界から)出る方法を聞く。敵は場所には答えた(説明した)が影の世界から出る方法は教えなかった。なぜなら敵の目的は監禁したいが為に主人公を影の世界に引き込みたかったから。主人公は親友のいる世界に戻りたい。その強い思いから能力が開花し敵と戦い影の世界から出た。元の世界へ戻れ、友達にその影の世界について話す。(終わり) 5W1Hでストーリーを説明すると 主人公が(影の世界で主人公を監禁したいという目的をもつ)敵を影の世界で(親友のいる)光の世界に帰る為能力を使って倒し元の世界に戻る。 という話です。 ここまでは最初書いたシナリオ(シナリオもちぐはぐなので書きつつ修正という感じにしてます)とは違えどすんなりと書けたのですが、 友達のエピソードをどういうタイミングで話の中に挟むかということに悩んでます(私の持ち込む出版社が友情努力勝利がテーマですので努力は描写できなくても友情と勝利はいれたいと思い友達エピをいれようと思いました)。 あとオチが凄い薄っぺらすぎてこんな終わりでいいのかなと考えた自分が首を傾げたくなるくらいで…オチも悩んでます。 そして何より 6つの法則の2、主人公が問題を解決する が明確に自分と漫画的の中で解決できてなくネタ不足で詰みました。 敵に心の変化をもたせようとも思いましたがやっつけ感が否めないと思いボツにしました…。 友達のエピソードを挟むには話のどこらへんに挟む、 ちゃんとしたオチにする、 6つの法則の2、主人公が問題を解決する、 にはどうしたらいいでしょうか? 質問とは関係ないですが…ストーリーのアドバイスもよろしければいただきたいです。 管理人様に頼りっぱなしの様な質問と図々しいアドバイスを要求してすみません。また、()乱用での説明、長文失礼しました。お返事お願いします…。
mangastory (火曜日, 13 1月 2015 23:38)
セスさん こんにちわ。お待たせしました。 サイトに来ていただきありがとうございます。 シナリオ、拝見しました。 まず、投稿用かと思いますが、内容が長すぎるように思います。 このお話は、主人公が異世界に行って活躍する物語だと思いますが、 そのような物語は長い話の中で成長し、最終的に元の世界に戻っていきます。 大抵最後は思いれのできた異世界との別れです。 異世界での生活の積み上げがあるからこそ生きていくる設定でしょう。 それを1話くらいの長さでやろうとすると、十分には描けないでしょう。1ページには適切な長さがあります。1ページに1年間の話を入れようとすれば、不可能ではありませんが、ダイジェスト的になるでしょう。 そして肝心の心の変化ですが、ありません。 「主人公が変化する」タイプの話かと思いますが、話の前と後で変化が必要です。今のシナリオでは、主人公は状況に流されていくだけで、そこに意思はありません。「感情」は変化するでしょうが、「考え方」は変化しません。心の変化とは考え方の変化です。たとえば、ネガティブな考え方だった主人公が、異世界に行って前向きに変わるといった変化です。 また、異世界で開花する能力も理由がなければなりません。たとえば血統がいいとか、身体能力が優れているだとか、選ばれしものだとかといったことです。それが、「主人公が問題を解決する」につながっていきます。 最初のうちは設定から先に考えがちですが、心の変化から先に考えてみるのも手です。好きな漫画や物語の登場人物がどのように変化しているかを観察してみましょう。 そして、その変化が起こるには何が起こるべきか考えます。 そうすると、もっとも重要な心の変化を中心とした話づくりができます。心の変化が成立すれば、友達とのエピソードや、オチもどのように配置すればいいかが自然とわかるでしょう。 それと、シナリオが少し形になってきたら、ネームをどんどん書くことです。漫画形式で書くことで、レベルアップができます。 まだ15歳、時間はあります。わからないことがあればまた聞いてみてください。ぜひ頑張ってください。
キラ (木曜日, 15 1月 2015 01:47)
はじめまして。 掲示板を拝見させて頂きました。 とてもわかり易く書かれていて勉強になります(^-^) 今年高校を卒業して、春から本格的に漫画家を目指そうと思ってるのですが、ストーリーがうまくまとまりません(ちなみに読みきりです)。 今決まっている内容としては、 小学校の頃親友だったB(仮)に何かしらのアクシデントで怪我をさせてしまったA(主人公)。それからしばらくしてBは転校、Bに怪我をさせてしまったことがトラウマとなりAは必要以上に人と関わることはしなくなった。それから6年が経ち、高校の入学式で偶然再会するAとB(Bは地元に戻ってきていた)。BはAに気付いたが、AはBに気付かず……というような感じなのですが、途中で再びアクシデントを起こし、過去(小学校の時のアクシデント)をフラッシュバックさせたいのです(^ω^;) Bはあの頃のことをもう気にしてはいないのですが、Aは今も小学校の時のことを後悔していて。そんな矢先のアクシデントで、二人の距離をもう一度離したいんです(一回目は小学校の頃)。ちなみに最後は二人をくっつけたいと思ってるのですが、そこまでのつなぎが上手く出来なくて。 拙い文章で分かりにくい点も多いかと思いますが、良ければアドバイスして頂きたいです。
mangastory (水曜日, 21 1月 2015 23:23)
キラさん こんにちわ。 サイトを見ていただいてありがとうございます。 さて、内容を拝見しました。 大きく2人の変化を追っていきますと、 A、Bが離れる。(小学校時代) A、Bがくっつく。 A、Bが離れる。 A、Bがくっつく。 大きくは4回の心の変化がありますね。 読み切りでかけるのはせいぜい、1回です。 あとの3回をどうシンプルにするかがまず問題になってきます。 たとえばこのような方法があります。 まず小学校時代の話は回想として挿入します。 そして、A,Bはすでに友達です。 -------------------------- すでに友達(恋人?)のAがB。Aが過去の話をする。 何らかのエピソードがあって、AがBの過去に気付く。 フラッシュバックし離れる。 ↓ 何らかのエピソードがあって ↓ トラウマを克服し戻る。 -------------------------------------- こうすることで、変化が1回になります。 他にも、そもそも変化の回数を少なくするなどの方法は あるかと思いますが、こ心の変化についてはのような工夫が必要です。 とはいえ、キラさんは心の変化についてはよく考えているようです。 しかし出来事はどうでしょう。 それがつなぎがうまくいかない理由かもしれません。 ストーリーは心の変化が大事ですが、 出来事も同時に進行しなければなりません。 何も起こらなければ、何も変化しないのです。 この話の題材は何でしょうか? スポーツでしょうか?バトルでしょうか?推理でしょうか?学園でしょうか? 何でもよいのですが、その題材ならではの出来事が起き、 それと同時に心が変化するのが望ましい形です。 たとえば学園でしたら、学園祭が近づく中、クラスの出し物の 重要な役割をA、Bが持っていて、そんな中、2人がバラバラになってしまいます。そこまでお膳立てすれば、あとはどうやって2人をくっつけるかです。第3者のCが説得するという手もあります。Bがなにか自身を危険にさらすようなことをわざとやって、Aに助けさせ、これで帳消しだなどというのも手かもしれません。 このように出来事のと、心の変化の両方(車輪の両輪のようなものです。)を考えていくことで、物語りがつながってゆきます 答えになりましたか?わからなかったり、ちょっと違うなと思ったら、また書き込んだくださいね。 私も高校卒業から本格的に書きましたので、応援したくなります。 境遇は違うでしょうが、ぜひ頑張ってください。
はな☆ (土曜日, 07 2月 2015 21:20)
はじめまして、私は今、専門学校一年生です。もうすぐ二年生になります。 漫画は専門学校に入って描き始めました。今まではイラストの方がをやってました。 そこで質問なのですが、恋愛系の漫画を描います。 描き初めて一年、完成した漫画は24ページが2つしかありません。 なので、いきなりキュンキュンした漫画を描くのは難しいとは思いますが、どうしても今年中に結果を出さなければいけません。 それで、毎回悩むのがキャラ同士の会話と好きになる過程です。 少年誌中心だと思いますが、知恵をお貸しください、よろしくお願いします。 まず、キャラ同士の会話なのですが、恋愛漫画なのでキャラ二人が中心なのですが、私はあまり人と話しません。なのでどんな会話をさせればいいかわかりません。こればかりはどうにもならないと思うのですが、二人に会話をさせても、どちらかが(主人公)話している間に説明をいれるという感じになってしまいます。 会話をさせるというのがどうしてもできません。 どのような感じに会話はさせればいいのでしょうか? そして、好きの過程です。 投稿作品だと短いページ数で両思いにさせなければいけません。これがどうしても難しくて、最初から両思いならいいのですが、どのような順序で両思いにさせればいいのでしょうか? 難しいことだとは思いますが、ずっと悩んでて教えていただきたいです。 よろしくお願いします。
mangastory (水曜日, 11 2月 2015 09:01)
はな☆さん こんにちわ。 書き込みありがとうございます。 1年で2作とは、そこそこだと思いますよ。 がんばってください。 少年誌中心ですが、話の構造は一緒ですので、ご参考になれば。 まず、キャラ同士の会話ですね。 会話運びは本当の会話を参考にするのが一番ですが、映画などの作品や人の会話を研究してみてもいいですし、ネット上の会話でもいいかもしれません。ただ注意しなければならないのが、ストーリー上の会話は、日常の会話と違ということです。 ストーリー上の会話は「ストーリーを進めるための会話」で、すべての会話に意味があります。無駄話をしてはいけません。(無駄話に見える会話でもキャラなどの設定を説明するためにあったりします。) 逆に言うと、ストーリーがこのように進むということが決まっていれば、そこでされる会話はある程度決まってくるということです。 例えば、お互い素直になれない女の子A、男の子Bがいます。外は雪が降っています。ここでは、Bが気持ちをちょっと伝える場面です。 A雪だね。ね、あれ見て、もう雪だるまできてる。ちっちゃい時よく作ったな~。鼻に人参ついてるよオラフみたい B・・・ Aねー見てんの? B見てないよ。 A?なんで Bお前を見てたから。はしゃいで可愛いなって(えんだああああ) みたいなかんじです。 「最後のお前を見ていた」を書きたいために、何かに注目させるA、見ないBという設定をしました。このようにストーリー上の目的が明確にあれば、会話は自然と組立てられます。 次は好きになる過程ですね。 投稿作品だと、おっしゃるとおりページ数が限られています。 少女漫画の王道は、印象的な出会いがあって、そこからのやりとりだと思いますが、出会いからやってしまいますと、ページ数がかなり必要になります。連載しているからできることです。 そこで、ページ数を短縮するアプローチが必要になります。一番いいのは出会いを省略することです。 出会いというのは全く知らない同志が合うということですので、そこからお互いを理解し合うのに時間がかかります。 方法はいくつかありますが、過去にであっていて、お互い気になっていたのを思い出すとか、すでに知っている仲だけど、今回初めて一緒に何かをすることになった、もう少し進めて、既にお互い気になっているけど、なにか理由があって進展できないなど、全く知らない人同士ではなくすることが良いかと思います。そうすることで感情が近づくスピードの違和感もなくなりますし、お互いについての無駄な説明も必要なくなります。 その上で、どこかのタイミングで好きだと思う瞬間をつくることです。最初から知っている同士だと、お互いに基礎知識がありますから、「(基礎知識を裏切る)意外な一面」を演出することができます。ベタですが、乱暴な男だと思っていたら子猫に優しいいいやつだったとかですね。見た目で好きになる一瞬でもいいと思います。 それから、両想いですが、最も簡単なのは片方は最初から好きということにしておくことです。女の子が主人公でしょうから、男の子は普段はそんな素振りは見せないが、実は女の子のことが気になっていた。女の子が男の子を好きになり、告白したところで実は俺も・・・が最も簡単です。もしくは男の子がすごく女の子を好きじゃなくても、告白されて悪い気はしないといったところに落ち着かせるのも手です。 どちらにせよ、男の子、女の子両方の心の変化を書いていくことは技術的に高度です。どちらかを固定(既に好き)という状態することでコンパクトにまとめることができます。 もっと聞きたいこと、わからないことがあれば聞いてみてください。 具体的な内容でも大丈夫ですよ。 ぜひがんばってください。
ちさ (火曜日, 26 5月 2015 01:19)
はじめまして、高校生です。 6つの法則がとても分かりやすく、参考にしながら漫画を描いています。 描く上で悩んでいることがあるのですが、教えて下されば嬉しいです。 コマ割りについてです。 描き上げた漫画を読み返すと、読みにくいというか似たような形のコマばかりでページをめくる気になりません。(物語がつまらないというのもあると思いますが) そもそもどういうシーンの時にどの位の大きさや形のコマにすればいいのか、またキャラの立ち位置やアングル、アップと引きの使い分けなど、そういうものが分かっていないんだと思います。(´-ω-`) よければ教えて下さい。 因みにストーリーなのですが、内容がつまらない気がしてならないし、何か既存の作品と被っている部分がありそうで自信がないです。 今のところ考えているのはファンタジーで、 架空の国(王国?)が舞台 →国の女王と主人公は主従関係 (例えると、喧嘩する程仲が良い。主人公はムキになって女王はからかってあしらうような感じ) →いつものからかいで雑用を押し付けられて街中に居る時、ヒロインと出会う。 →数日後また会う →女王が突然悪に(兵を使って住民等を大量殺害。主人公の仲間とヒロインの親も殺される)※その日身につけた呪いの指輪によって操られていた →女王は能力を持つ兵と共に他の国へ →指輪の所為とは到底気づかず、二人で復讐をする といった具合です。何か思うところがあったら指摘お願いします。
mangastory (火曜日, 02 6月 2015 22:20)
ちささん こんにちわ。 いつもサイトを見ていただいてありがとうございます。 さて、コマ割りと、ストーリーですね。 まずはストーリーのことから書きましょう。 まず、最も大切なのは心の変化です。 この話では誰の心が変わる話でしょうか? 女王様は偶然指輪を手にして、偶然悪くなってしまうので、 心は変化していません。 主人公は女王に失望するだけです。変化はしていますが、それは状況に流されているだけです。 ヒロインは何のために出てきて何を思うのでしょうか。不明です。 このように、大切な心の変化が抜けています。 それが物語をつまらないと感じさせている最も大きな要素だと思います。 この内容を活かすのであれば、例えば、 女王は実は心の奥底で 平凡な暮らしをする平民をねたんでいて、 それが呪いの指輪で増幅された→主人公の説得で改心して元に戻る。といった内容でしたら、成立します。 また、この話は何ページを想定していますか? おそらく投稿用でしょうから、30ページ前後かと思います。 30ページでこの内容をまとめようとすると、 スタートは最後の「二人が復讐に向かう」ところから始めなければなりません。 主人公とヒロインは既に出会っているし、女王は既に邪悪になっていて、 その経緯は回想などで手短に(2、3ページ)まとめるしかありません。 そこから先がストーリーです。ここまでは設定です。 ストーリーを考えなくてはいけません。 まずは心の変化を考え、そこから肉付けしていくと良いと思います。 30ページは短いので極力不要な登場人物は削ることです。 (この場合ヒロインは不要と思います。) また、肉付けの素材を変えることで在り来たり感からは脱却することができます。 例えば、舞台を架空の江戸に変えてみてください。 がらっと印象は変わると思います。他の舞台でもいいですし、小道具も変えても良いでよう。呪いの靴でもいいわけです。 それからコマ割ですが、ストーリーができてきますと、大事なシーンとそうでないものが区別できるようになります。ストーリーを進めていくコマが大事で、そうでないものは大事ではありません。大事なものは大きく、そうでないものは小さくすることができます。例えば、心が変わる瞬間は見開きを使ってもいいくらいです。 心の変化を大切に、ぜひ頑張ってください。
塩分控えめ (月曜日, 09 5月 2016 18:42)
読後感がダークになる作品や、誰も救われない作品は売れませんか? 商業誌に投稿、持ち込みをするため、通っていた専門学校の先生に添削して頂いたら 「つまらない世の中を一蹴するような作品の方がいい」と言われました。僕にとっては ダークな物こそ世の中をぶっ飛ばしているのですが、それだけ上記の作品は今の読者の心はつかめないのでしょうか?浅野いにお先生や、NHKにようこそ! 地獄少女などを読んでる限りは気のせいだと思います。いかがでしょうか?
mangastory (土曜日, 14 5月 2016 08:57)
塩分控えめさん 書き込みありがとうございいます。 ダークは売れるかとのことですね 売れる作品を作りたいのなら、狭いターゲットに徹底的に受けるものを作るか、広いターゲットに浅くても受けるものを作ることです。 ダークな作品は娯楽作品よりも好む人が少ないと思われますね。 少ないとはいえ、他の例にもあるように充分に人口はいると思われますから、その層に受けるものを作るのは間違っていません。 もちろん、好みの層を絞っている(こだわりの人が多い)ので、クオリティが求められるでしょうね。 また、狭い層でちょっとだけ売れるのと、広い層でちょっとだけ売れるでは、全然違いますから、狭い層には絶対に受けないといけませんね。 (売れる売れないの話は漫画というよりマーケティングの話ですね。) 根本的に話をすると、作者が面白いと思わないものは面白くありませんから、好きなものを極めることです。 ということで、結論はダークな作品も極めれば売れるということです。 ちなみに先生が言っているのは間違ってはいませんがダーク云々と関係ない、一般論ですね。 がんばってください。
新しく質問したい方はこちらから。
Takadera (日曜日, 16 3月 2014 00:59)
はじめまして。
今は大学一年になるところで、漫画家を目指している者です。
とても参考になりました。
ありがとうございます。
早速聞きたいのですが、
私はこれと言って知識がありません。
まず、知識の種類にもよると思いますが、漫画の制作において本当に『知識』が必要なのかどうか。
それを聞きたいです。私個人は必要だと思うので身につけたいと考えているのですが、その場合はどうすれば身につけられますか?やっぱり本を沢山読むことですか?
どんな? 小説でも大丈夫ですか?
また、私はあまり文章力がありません。
キャラクターのセリフだったり、その状況に見合う言葉、会話などのかっこいい?セリフなど、考えることができません(汗)
どうすればこのような力は身につきますか?
要するに、難しいような言葉が会話として使えません(TVのアナウンサー、政治家などが使用しているような言葉)
語彙力の無さと言ってもいいかもしれません。
漫画のキャラクターとして、スラスラ会話が成り立つようにするにはどうしたらいいですか?
すみません。自分でもどう表現していいか分かりません(汗)
言っている意味がよく分からないかもしれませんがよろしくお願いします。
沢山あって申し訳ありません。
mangastory (金曜日, 21 3月 2014 01:20)
Takaderaさん
こんにちわ。
コメントありがとうございます。これで「質問する2」も動き出しました。
ありがとうございます。
まず知識についてですね。
必要か不要かといわれれば、たいていのジャンルでは「必要」だと思います。
完全に独自の世界観のファンタジーでバトルしたりするものでは不要なものもあります。また、恋愛など、コミュニケーションが主体のものも、不要な場合ものあるかもしれません。が、基本的には必要です。
例えば、野球の漫画を描くのに、野球のことを知らないでかけますか?
書けませんね。
(もちろん、例外はあります。キャプテン翼はサッカーのことを知らないでかいたのでトンデモサッカーになりましたが、それが受けたという例もありますが。)
知っていると一口で言っても、ルールブックでルールを知っているよりは、
野球の歴史を知っていたり、過去の偉大な選手のエピソードを知っていたり、実際のスリリングな試合運びを知っているほうが、いろいろな話が描けそうですよね。
また、実際に自分でもプレーしたことがあれば、マウンドに立ったときの気持ちや、ヒットを打ったときの快感を伝えることが出来ますね。
そういうことなのです。
漫画家を目差しているということは、ライバルが沢山いるということです。
ライバルにない知識を持っていてれば、ライバルに描けないものがかける=そのジャンルでは競争相手がいないと言うことになり、それだけでアドバンテージになります。
だから、他の誰にも得られない知識を増やした方がいいですね。
本やサイトを読むことが最も手っ取り早い方法です。別に小説でもいいですが、作品になっているものは元ネタを昇華させてしまっているので、元ネタを読んだほうがいいでしょう。(先ほどの野球の例で言えば、作品になっている「タッチ」を読むより、実際の野球の試合を見たり、ルールブックを見たほうがいいということです。)
最も良いのは経験することです。経験で得た知識はディティールが細かいし、得難い(ライバルが知らない)内容になります。
大学1年生なら、残された時間は意外と短いですが、漫画もがんばりつついろいろな経験をする方が良いと思います。
次に文章力、というかセリフの力ですが、
これもなかなか得がたいものではあります。
現代文や英語の成績がなかなか上がらないのと同じで、基礎的な力なので
付け焼刃で何とかなるものではありません。
なので、地道に他の作品を読んでセリフ展開を分析してみたり、
映像や、近くにいる人の会話を聞いて会話とはどのように成り立っているのかを分析してみるのもひとつの手段です。
なぜそのセリフがかっこよく思えるのか、前後の運び方はどうなのかといったことを徹底的に考えてみてください。
よく使われる方法として、「なぜ」を5回繰り返す、と言う方法もあります。
なぜそれがかっこいいのか→△△だからだ。→なぜ△△なのか。→○○だからだ。→なぜ○○なのか・・・と続けていきます。結構きついです。
これは、頭を使いつつ、量をやるしかありません。
あとは漫画を描くことです。下手でもとにかく短編を1話作ることで、
ひとつステップアップすることが出来ます。
また迷ったら質問してみてください。
ぜひがんばってください。
Takadera (金曜日, 21 3月 2014 22:56)
細かく教えて頂き、ありがとうございます。
頑張ってみようと思います。
そうですよね!
とりあえず下手でも完成させることは大事なことですよね!
また困ったら質問させてもらいます。
ありがとうございました。
翔 (火曜日, 25 3月 2014 23:00)
少し前に意見をいただいた翔です
現在新たな読み切りを考えています
時代は中世
主人公の青年は陽気で人当たりがよくアホで、走るのが速いのとバランスが良いのが自慢です
主人公には親友が2人いて、どっちもアホだけど得意なことがそれぞれあります
彼らはある日、ある富豪の部下に鉱脈に連れていかれ、奴隷としての生活が始まります
彼らはそれぞれの特技を活かしてとてつもない作業効率を誇ります
しかし悪ふざけもして、それはどんどんエスカレートしていきます
楽しい彼らを皆気に入りますが、1人、彼らを忌み嫌う少女がいました
彼女は両親を病気で失っていました
たいした病気では無かったのに治療をしてもらえずに両親を見殺しにされた恨みをその富豪に持ち続けていました
楽しそうにしている彼らは八つ当たりの対象にされて彼女は事あるごとに突っかかっていきました
しかし、最終的に飽きたから、と言って鉱脈を破壊して奴隷を解放した後、ふらっと去っていった主人公たちを少し見直したのでした
ここを詳しく教えて、と言われたら答えます
意見お願いします
翔 (木曜日, 27 3月 2014 00:18)
飽きたから、と言ったのは彼女の過去を知った上で、彼女の気持ちを汲んで嘘をついて言ったのかどうなのかわからないようにぼんやりさせます。
悪ふざけというのは、水やりと言う名の立ち小便、持ちつ持たれつと言う名の盗み、立ちくらみと言う名の肘打ちなどで、対象は見張りや視察に来た富豪などです。
しかし、いかんせん彼らはとてつもない作業効率を誇るので富豪も少しのことは黙って見過ごします。
彼女は八つ当たりとして石を裸足の足に落としたり、ピッケルで突き刺したりします。内容は彼らの悪ふざけと大差ありません。
彼らがいる鉱脈では爆発する岩石「ボンバー岩」を採掘していて、特殊な状況でしか爆発しない「ボンバー岩」を彼ら3人が協力して爆発させます。そうして奴隷は脱出します。
トリックよりキャラクター、という先生の教えを受けて、トリックは後々簡単なものを考えるつもりです。
エピソードとしては、主人公の青年は丸太に股がって海峡を渡った程のバランスの持ち主です。
皮 (日曜日, 30 3月 2014 15:58)
次のセミナー開催予定はありますか?
前回行けなかったので次回はぜひ参加したいのですが・・!
mangastory (火曜日, 01 4月 2014 22:06)
翔さん
こんにちわ。コメントありがとうございます。
長く書いていただきましたが、まとめると
「主人公が奴隷になって、奴隷をやめて、女の子に見直される話」と言うことになります。
心の変化としては、女の子の変化がありますが、
女の子の心の変化が「制限と開放」の開放になっていませんので、
主人公がなぜか奴隷になって、勝手に奴隷を辞めていく、自分勝手な?主人公の話に見えてしまいます。それが最大の改善点です。
以下、いろいろと気になる部分を書いていきます。この部分を良く考えてみると、もっとよい話になると思います。
・そんなに優秀な主人公が、なぜ奴隷になったのか。
・奴隷なのになぜそんなに楽しんでいるのか。普通は奴隷と言えば、こき使われてぼろぼろになっている人をイメージしますね。今の書き方では、ただの労働者のように見えます。そのわりに、病気を治療してもらえない正しい奴隷もいるようです。
・主人公のバランス感覚はストーリーにどういかされるのか。
・女の子はなぜ主人公を見直したのか。自分の復讐が遂げられたからと言って感謝しこそすれ、見直すことにはならないですね。アホだと思っていた人が、正しいことを言ったりすると見直しますね。
・ボンバー岩なるアイテムが出てきますが、どのような世界観なのでしょうか。普通の中世にはそのようなものはありません。
・サブ主人公がいる意味は何でしょうか?いなくても成立するなら、読みきりのキャラは少ない方がいいです。
・主人公はどうして女の子のために?復讐をしたのでしょうか。
・この物語のゴールは女の子の復讐が遂げられることでしょうか。だとしたら、早めにゴールを示す必要があります。
といった部分を、突き詰めて考えてみてください。
特にキャラクターの動機を考えると良くなると思います。また、制限と開放を盛り込んでみてください。ぐっと面白くなってきます。
がんばってください。
mangastory (火曜日, 01 4月 2014 22:08)
皮さん
こんにちわ。
セミナーですが、2回目を開催したいと思っているのですが、今のところ予定が立っておりません。すみません・・・。
開催する際は、このサイトで告知しますので、ぜひお見逃しなく。
翔 (火曜日, 01 4月 2014 23:29)
コメントありがとうございます
主人公たちは優秀というよりむしろアホです。
富豪の馬に石を投げていたら馬が怒って3人を蹴り飛ばし、後で見つけた富豪がもって帰ったという設定ですが、読みきりで描くかどうかわかりません。
主人公たちは気に入られていて大事にされていたので割と楽に過ごしていました。
バランスは適当に決めたので変えると思います。運動神経がいい、にまとめるつもりです。
女の子の話、これはまず、見張りなどの雑魚たちは主人公ら3人と仲良くなり、その上の主任的な立場の人とも仲良くなります。病気を治してやれなかったことや、過酷な労働を強いたことについて、上からの命令で、自分たちの暮らしのために仕方なかったということが奴隷たちにも伝わっていき、奴隷たちと見張りたちの関係は改善されていきます。そして和気藹々とした仕事場になっていきました。そんなとき、富豪が視察しに鉱脈にやってきます。そのとき、女の子が富豪に病気の人間を治療してもらうよう頼んだのですが、無視され、貴様らのようなゴミに使う金はない、と毒づかれました。主人公たちはそれで脱出を決めました。この時、富豪に怒りを感じたことが制限の開放にはなりませんか?楽しい仕事がこんなやつの下で行われていたのか、みたいな。
女の子のために脱出したわけではなく、奴隷たち全員のためです。
そして、それがわかったので女の子は主人公たちを見直しました。
舞台は、地球っぽくて地球じゃないどこか、です。
翔 (火曜日, 01 4月 2014 23:33)
忘れてました。
無駄にコメント増やしてすみません。
サブ主人公は、悪ふざけは皆でやるものだと思うからと、何でもできる完璧超人は嫌だからです。むしろ、それしかないぐらいがちょうどいいです。
mangastory (火曜日, 08 4月 2014 23:40)
翔さん
追加の内容拝見しました。
不足しているものの中で重要なのは主人公の目的ですね。
描かないにせよ、富豪の馬に石を投げたところから始まり、優遇された楽しい職場があるのに、気分が変わったでぶち壊し去っていく。このような身勝手ともいえる主人公は何が目的なのでしょうか?そして、読者の共感が得られるでしょうか?
物語の主人公はたいてい目的を持っています。その中で何かの問題を解決していきます。自分の目的を持たない巻き込まれ型やお節介型の主人公もいますが、そのときは他の人の目的をかなえることが目的になります。
女の子が奴隷をやっつけたいという目的を持っているのならば、それをかなえるために、あえて過酷な奴隷になり、女の子の目的をかなえる、と言う方がしっくり来ます。そのために、石を投げてわざとつかまると言うのでしたら筋が通っていると思います。
それから、主人公はふざけたキャラでも言いと思いますが、それは表面上で、実は良いやつなんだ、と言うキャラ設定のほうが共感されるでしょう。例えば、ブラックジャックは大金を巻き上げる無免許の悪い医者ですが、彼ほどヒューマニストな人はいないわけです。徹頭徹尾ふざけたやつを好きになる人はいませんね。
それと、富豪がそこまで鉱脈の人をゴミ扱いする割りに、みんな楽しく働いているような様子は少し矛盾しているように感じますね。現実世界にそのような職場はあるとは思いますが(例えば社長がいやなやつだけど、現場は楽しいというような)漫画的には、徹底的につらい仕事にしてしまった方が盛り上がると思います。その方が、倒す価値のある敵になってきます。
読み切りを書こうとしているのでしたら、もう少し内容を絞り込んで、「1つの変化が起こる」くらいのものにしてみることをオススメします。
「~だったのが、少し~になって、だんだんと~になって、~が現れて~になった」というような変化の多いものは読みきりでは描ききれません。
「~の状態である。主人公が活躍して~になった。」というくらいにしてみてください。内容を凝縮させるのは、膨らませるよりある意味難しいことです。しかしそれが出来るようにならないといけません。
がんばってください。
翔 (木曜日, 10 4月 2014 13:49)
ありがとうございます
主人公の目的と変化を少なくですね。頑張ります。
kayo (水曜日, 16 4月 2014 21:11)
今まで何回も漫画を描こうとしたことがあるのですが、
漫画の1ページ目が、なかなか印象がつけれるような
カッコいい場面が描けなくて困っています。
私の実力不足なのかも知れませんが、カッコよく描けるような
コツをよろしくお願いします。
mangastory (日曜日, 27 4月 2014 21:58)
kayoさん
こんにちわ。お返事おそくなりました。
最初に1ページですね。これは本当に難しい問題です。
もしかしてクライマックスより難しいかもしれないと思います。
冒頭は、急展開過ぎて読者の想像を追い越してしまうと、ついて来れなくなるし、普通過ぎれば読むのをやめてしまいます。その調度いい感じが難しいのです。
kayoさんがどうかはわかりませんが、みなさんインパクトを出そうとするあまり、急展開するぎる、唐突すぎる話はこびになりがちのようです。
なので、まずはあまりインパクトを優先せず、ページ数も気にせず、
普通でもいいので、順を追ったストーリーではじめてみるといいと思います。
例えば、殺人事件なら、いきなり被害者の表情から入って、犯人が包丁を振りかざすところから初めてしまいがちですが、被害者が帰宅していくところを描いて、物陰から犯人が出てきて、そして振りかざす、といったようにです。
冒頭は我慢して普通に描いて、全部描いてから、また考えなおせばよいのです。
一番いけないのは、冒頭が描けないからといってすべて描かない、描けない事です。まずは、納得いかなくても冒頭を描いて、とにかく完成させましょう。
「納得いかないのに進める」これが案外難しいのは承知の上です。
しかし、進めなければいつまでも完成しないのです。
がんばってください。
めざまし (日曜日, 04 5月 2014 19:40)
こんにちは、メールを送らせて頂きました
ご確認いただけると助かります
乙姫 (月曜日, 05 5月 2014 12:46)
えーと、私は中学生の乙姫(仮名)です
漫画家デビュー目指してかれこれ7年奮闘中です
質問の程なのですが、いま女の癖に少年漫画描いてます。
ここで武道家の漫画を描こうとしているのですが、男の主人公が弱くても良いと思いますか?
返信いただけると嬉しいですm(__)m
6つの条件、わかりやすかったです!
あ、もうひとつすみません、少しエロチックなのが良いって聞いたことがあるんですけど本当ですか?
mangastory (水曜日, 07 5月 2014 22:38)
めざましさん
こんにちわ。メール拝見しました。返信しましたので
ご確認くださいね。
mangastory (水曜日, 07 5月 2014 22:49)
乙姫さん
こんにちわ。
まだ中学生なのにもう7年奮闘!とはすごいですね。
最近は女の子で少年漫画を描いている方も多いように感じます。
主人公が弱い、はアリだと思います。
しかし、「事件を解決するのは主人公」ですから、
弱くても解決する何かの方法なり能力を持っていなくてはなりません。
ラッキーマンならラッキー、けんいちなら最強の師匠たちと努力。
エレン(巨人討伐数1)は決して折れない意志の力。
そのほか、工夫する頭脳や推理力など、強くなくても主人公は何らかの
事件解決能力を持っています。逆にそれがあれば弱くても良いのです。
それと、少しエロいほうがいいとの情報ですが、人によりますね。
何でもかんでもエロくした方がいい訳ではありません。
無理して苦手なものを出していくよりは、得意な部分を強く出す方が良いと思います。
まして乙姫さんは女の子ですので、男の子の喜ぶエロをかくのはけなりハードルが高いと思います。
個人的には女性が男性向けに書く場合は、
エロよりも女性的な細やかな心理描写のほうを期待してしまいますね。
デビュー目差してがんばってください。
漫画 (月曜日, 19 5月 2014 00:03)
こんばんは、初めまして。
Mangastoryさんはまるでストーリー講座界の池上彰さんのようですね(池上彰さんお好きでなかったらすいません)
つまり説明が本当に分かりやすいです。
感謝と共にわいた疑問なのですが、(Mangastoryさん個人に対する質問なので、お嫌ならお答え頂かなくて結構です。)
どうしてここまで熱心に質問に答えてくれるのですか?
何がmangastoryさんをこのサイトを立ち上げるまでさせたのですか?
このサイトはmangastoryさん個人の意向で作られたのですか?
質問攻めで申し訳ありません。
とても気になりましたので。
mangastory (月曜日, 19 5月 2014 00:37)
こんばんは。
書き込み頂きありがとうございます。
池上彰さん、もちろん知っていますよ。
そんな有名な方に例えて頂けるなんて、光栄です。
とても嬉しいです。
このサイト運営の動機・・・考えてもみなかったと言うのが正直なところです。
仰るとおり、質問に答えるだけでもかなりの労力を必要とします。
それなのに運営している動機は何なのか。
私は冒頭にも書いておりますが、
漫画家になれなかった人の一人です。
漫画を制作していくにあたり、自分なりに溜めてきたノウハウを、
どこにも出さずに終わってしまうのは非常にもったいないという思いが出発点ではあります。
しかし、それは最初の立ち上げの動機です。
それ以降は、皆様との交流が面白い、からだと思います。
顔も知らない皆様との出会い自体が奇跡的で面白いのはもちろんのこと、
アドバイスすることで、作品が目に見えてよくなることは嬉しいことです。
いろいろな考え方や発想に触れるのも楽しいことです。
そして、ストーリーの理論についてはやはり混乱がある、と言うか、
誰もきちんと教えていない、自分なら教えられるのではないか、
と言う変な使命感のようなものも生まれています。
これからも勝手にがんばらせて頂こうと思っております。
疑問は解消されましたでしょうか?
私自身考えていなかったことを、考えさせられました。
ありがとうございます。これもひとつの醍醐味ですね。
漫画 (月曜日, 19 5月 2014 13:31)
こちらこそお返事頂きありがとうございます。
なるほど…。
理由を聞くと益々mangastoryさんの行動力に感謝の気持ちがわきました。
もちろん疑問はスッキリ解消されました。
私自身漫画で結果が出せておらずよく落ち込むのですが、ここの存在や、mangastoryさん、ここに質問来られる方達の熱意に元気づけられた事が何度もあります。
また質問させて頂く時があれば、どうぞよろしくお願いします。
蒼 (月曜日, 26 5月 2014)
こんばんは、初めまして。
私は少年漫画を描いている高校生です。
投稿歴五年ですが、中学三年で小さな賞にはいったきり結果は残せていません。
そこでこのサイトを見つけて、とても参考になりました。
具体的でとてもわかりやすかったです。
そこで質問、というか相談なのですが、
ややこしい設定をつけて前半ナレーションで説明しきってしまう、というのはやはり文字が多くなってすっきりしません。
しかしページ数の都合などで短くまとめなければいけません。
ナレーションの中に伏線があるのですが、どうしてもそれは生かしたいです。
周りの会話をナレーションの代わりにするのと
そのままナレーションするのとではどちらが良いでしょうか。
それとも設定自体をもっと簡単にするべきでしょうか。
あともうひとつ。
ヒロインは悪役一人でも少年漫画的に魅力的でしょうか。
私事の質問を長々と失礼しました。
よろしければ回答をお願いします。
麗姫 (土曜日, 31 5月 2014 22:03)
こんばんは、私も乙姫様と同じ、中一女子です。
少年漫画家目指してます!
ストーリーには関係無い話です
私は、目の形が左右対象に描けないんです
どうかアドバイスをください…………
mangastory (火曜日, 03 6月 2014 23:24)
蒼さん
こんにちわ。サイトを見ていただいてありがとうございます。
中三で賞を採るとはすごいですね。
質問ですが、仰るとおり、
長い設定をナレーションで見せるのは無理があります。
同じく、セリフで説明するのも無理があります。
ではどうしたらよいかと言いますと、エピソードで見せるのです。
蒼さん漫画がどのような世界観かはわかりませんが、例えば
「無法者がうろつく犯罪都市」なのだとしたら、か弱い女の子が金品を奪われてしまう、というようなシーンを作り、説明します。これが「この都市は~のため無法者が多く云々」とすると、途端に読者はついてこなくなります。セリフでも同じことです。
ただ、エピソードだけで説明するには無理がありますから、ナレーション、セリフも織り交ぜることが必要です。
さらにいうと、エピソードの弱点はページ数を必要とすることです。
なので、物語に必要なエピソードに加えてしまうのが最も得策です。
上の例で言えば、主人公が登場するシーンとして、犯罪にあっている女の子を助けるシーンをつくります。そうすることで、設定を説明しながら、物語も進行することが出来るのです。これは難しいテクニックですが、先に進むには必須のテクニックです。
最も、ストーリーの長さに対して、多すぎる設定というのはいくら説明しても終わりません。おそらく読みきりに取り組んでいるのでしょうから、数十ページだと思います。そのストーリーに本当にすべての設定が必要なのか、洗い出し、不要なところは涙をのんで削る勇気も必要です。
足すよりも削る方がつらく難しいことですが、これも必須のことです。
最後のヒロインが悪役、とのことですが、やりようによっては
充分魅力的ではないかなと思います。過去には敵役で出てきた女の子があとでヒロイン(かサブヒロイン)になる漫画は沢山ありますね。
質問から、きちんと漫画を描いている方だなと思いました。
ぜひがんばってください。
mangastory (火曜日, 03 6月 2014 23:29)
麗姫さん
こんにちわ。
若いですね!まだまだ時間がありますので、精進してください。
目を左右対称に書きたい、ということですね。
まずはデッサンの狂いを見つける方法として、書いたものを
光に透かしたりして、裏側から見ると、狂っている部分が見つけられます。
それから、苦手な目から描くという方法があります。
右利きだと、左目の方が描きにくいのではないでしょうか?
まあどちらでもよいですが、苦手な方を先に書けば、
得意な側はそちらに合わせやすいですね。
あとは気にしないことです。
完璧に左右対象の目をしている人間はこの世にいません。
それよりもストーリーなどを磨く、という方法もあります。
道はいろいろです。ぜひがんばってください。
mangastory (水曜日, 04 6月 2014 00:39)
宣伝です。
このたび、6つの法則の進化版「新しいストーリーの教科書」を発売しました。
6つの法則が青銅聖闘士なら、「新しいストーリーの教科書」は黄金聖闘士です。
正直そのくらいの差があります。
本気で上手になりたい方、おすすめです。
メニューからいけますので、よろしければ、どうぞ。
蒼 (水曜日, 04 6月 2014 20:14)
ありがとうございました。
読み返してみると、最初のストーリーから変わって必要なくなった説明がいくつかありました。
設定としては描きたかったのですが、他のページの説明不足があったので削ってそこにページを使ったら、
仰る通りすっきりまとまりました。
悪役は最終的に仲間になるので、ヒロインになれるかと思います。
丁寧な回答ありがとうございました。
頑張ります。
また何かあれば質問させて頂こうとおもいます。
宜しくお願いします。
蒼 (木曜日, 05 6月 2014 21:51)
こんばんは
つい先日質問したばかりで申し訳ないのですが
また質問です。
私は話を詰め込むクセがあって、
何を描いても話の進むテンポが速くなってしまいます。
31ページにまとまることはまず無く、
いつも45ページみっちり使ってどうにか話をまとめています。
できる限り丁寧に、矛盾や説明不足がないようにしているのですが
テンポが速すぎるものは読み手を置いてけぼりにしてしまうのではないかという不安があります。
自分が描いていると、話のすべてを把握した状態で読むので
説明不足やボンヤリした所が見つけにくいのです。
やはり読み切りなら単純明快な話のほうが読みやすいのでしょうか。
それとも、多少速くても丁寧に描けば問題ないでしょうか。
「読み手が置いてけぼりになってしまうかどうか」です。
よろしければ回答をお願いします。
mangastory (土曜日, 07 6月 2014 07:32)
蒼さん
こんにちわ。
書き込みありがとうございます。
読者を置いてけぼりにしていないか。難しい問題です。
作品を読んではいないのでわかりませんが、テンポが速すぎると思うようでしたら、やはり詰め込みすぎの可能性はあります。
ページに入る内容というのは、無限ではありません。
適切な量というものがあります。
例えば、1ページに主人公の1年間の出来事を入れようとすれば、どうしても省略するしかありませんね。
逆に1ページに一瞬の心の動きを入れようとすれば、丁寧な描写になると思います。
この1ページにどのくらいの内容を入れていくか、どのくらいのスピード感が気持ちがいいかというものは個々人違って、読者も作者もちがいます。
緻密な画面が好きな人もいれば、単純な方がいい人もいます。テンポが早い方がいい人もいれば、逆もあります。そこが合致したときに、その漫画は読まれるのだと思います。
つまり正解はないのです。
自分のテンポはこれだ!と提示していくことが大事です。それが言いか悪いかは他人が判断してくれます。
しかし、いまテンポが速すぎると感じているなら、削ることも大切です。
描きたいものをすべて描くのは得策ではありません。
削る勇気が必要です。増やすより削る方が難しく、価値のあることです。
量をとるか、テンポをとるか。
考え方ですが、私は、テンポのほうが大事ではないかなと思います。
ちなみに1度やっていただきたいのですが、ページ数を考えずに、描きたい内容を、描きたいテンポで描いてみてください。それがページ制限を大幅に超えるようでしたら、内容を削った方がいいと思います。
がんばってください。
蒼 (土曜日, 07 6月 2014 17:53)
回答ありがとうございます。
私はいつも描きたいテンポで描き切って、そこから削ったりまとめたりする方法で描いています。
今回45ページで描いているものは50ページくらいになりました。
いつも60ページくらいになり、最初からだいぶ話を変えています。
速すぎないテンポを意識して、削れるところを探そうとおもいます。
ありがとうございました。
頑張ります。
高原七夏 (金曜日, 13 6月 2014 20:28)
すみません、メールの返信をさせていただきました。
ご確認のほどよろしくお願いします。
mangastory (月曜日, 16 6月 2014 23:30)
高原七夏さん
こんばんわ。
メール返信しましたので、ご確認くださいね。
DANTE (木曜日, 19 6月 2014 03:03)
こんにちは、DANTEと申します。
こちらのサイトに「心が変化する」とありますが
それは「過去」のエピソードで心を変化させてもいいのでしょうか?
「現在」の話の流れでキャラの心が変化するんじゃなくって
「過去」エピソードで、です
意味不明だったら申し訳ないです・・・(日本語力がないので・・・)
mangastory (木曜日, 19 6月 2014 21:51)
DANTEさん
こんにちわ。
質問ありがとうございます。
過去のエピソードでの心の変化、もちろん問題ありません。
しかし、現在が舞台であるなら、現在での心の変化も必要です。
例えば、冒頭で「過去にこんなことがあったんだ・・・」から始まり、最後まで過去の話で、最後に「という話だったのさ。」で終わるような、過去がメインの舞台になるなら、現在の心の変化は不要です。
しかし、逆に現在の話の中に、過去のエピソードが含まれるなら、現在の心の変化は必要です。
例えば、
過去にこんな出来事があって、俺は悪になった。
↓
現在、主人公によって改心する。
とった流れです。
このような場合、過去のエピソードは「設定の説明」
になりますので、メインの話の中での心の変化は必要になってくるのです。
わからなかったらまた質問してくださいね。
がんばってください。
chipika (日曜日, 20 7月 2014 21:45)
こんにちは。
今ネームを描いているのですが、ちょっと行き詰まってしまったので、質問します。
私は、ネームを描く時いつも流れが不自然になってしまいます。何回も書き直して色々考えているのですが、なかなかうまくいきません。
何かコツなどがあれば教えてくださいm(_ _)m
お願いします!(つД`)ノ
mangastory (日曜日, 27 7月 2014 22:02)
chipikaさん
こんにちわ。
ネームが行き詰ったとのことですね。
基本的には何回も書いて、何回も捨てることだと思いますが、
捨てる際、感覚的にしっくりこないから捨てる、というのは当たり前ですが、
何が重要で、何が重要でないかを考えることが大切です。
何が重要なのかがわかれば、当然、重要でないところを捨てることが出来ます。
何が重要なのかは、6つの法則を当てはめてみてください。
例えば、心の変化は前後でありますか?
そのための要素があると思いますが、すべて心の変化を書くために必要ですか?
きっかけのシーンはありますか?
キャラクターを表現するための要素として、必要不可欠なものだけが入っていますか?
何か他のために使っている要素を、他のためにも使ったりして
まとめたり出来ませんか?
そのようにして、何回も書いては捨てます。
遠回りのようですが、それが一番大事なことです。
どうしてもうまく行かなかったら、その漫画は一時ストップして、
寝かせてみるといいです。その間、他の漫画でも書いていてください。
そうすると客観的に見ることが出来るようになります。
がんばってください。
trickp (月曜日, 28 7月 2014 22:40)
以前漫画のネームをみていただいてアドバイスをくださり、非常に感謝しています。
不具合により連絡をとれなくなってしまったので、もしお時間あればご連絡くださると嬉しいです。
mangamanga7777@yahoo.co.jp
(しばらくしたら上のメアドのアカウントは削除します)
あみまお (水曜日, 30 7月 2014 19:56)
こんにちは。
現在12歳ですが、漫画家を目指して頑張っております!
これまでに色々なサイト様を拝見し、勉強させて頂いているんですが、ストーリーの構成に関しては、当サイト様が一番役に立ち、勉強になりました!
本当に有難うございます。m(_ _)m
さて、これは私の質問なのですが、
誰かの心情が変わるというのは、その誰かの性格なども多少変わってくるのでしょうか?
また、少年漫画を書く際に、主人公以外に女の子キャラを2人以上出すのは多過ぎでしょうか?
質問の方分かりにくかったらごめんなさい…
お返事まってます!
mangastory (水曜日, 30 7月 2014 22:10)
trickpさん
こんにちわ。
メールしてみましたので見てみてくださいね。
迷惑メールになっていないといいのですが。
よろしくお願いいたします。
mangastory (水曜日, 30 7月 2014 22:21)
あみまおさん
こんにちわ。
サイトを見てくださってありがとうございます。
心の変化について、ですが、
これは実は心情のことではありません。
「考え方」です。
例えば、「弱いものは負けて当然だ」と言う考えのキャラが
「弱いものは助けなければならない」といった風に、
「お前は家業の八百屋を継げばいい」
と言う親父が「テニスもいいものだ」という風に考え方が変わることです。
性格が変わったと言うのは印象的には近いかもしれませんね。
それから、キャラの数ですが、多ければ多いほど難しくなります。なぜなら、ページ数は限られているのに、数が多いほどそれぞれのキャラを書くページが減るからです。
(ページが無限にあるのならいくら出してもかまわないかと思いますが。)
また、少ないページでも充分にキャラの魅力を伝えていける技術があれば問題ないと思います。
どうしても2人以上出したいときは、例えば、双子とかで2人で一組という風に少なくする工夫は出来ます。
がんばってください。
as (水曜日, 03 9月 2014 22:16)
こんにちは。
漫画のストーリー構成を勉強しようと調べていたところ、こちらのサイトにたどり着きました。
ストーリー構成を自身でなんとか頑張ってプロットなるものを作ってみたものの、いざ絵に書き起こす段階で気持ちが萎えてしまいます。
設定や話が盛り上がるための下地段階を描くのが好きではないんだと思います。
大ゴマや見せ場の場面までどういった事を考えながら描いていますか?
また、下地段階でもモチベーションが上がることはありますか?
他の方はどうしているのか気になって質問してみました。
mangastory (火曜日, 09 9月 2014 00:22)
asさん
こんにちわ。
サイトに来ていただきありがとうございます。
盛り上がりの場面までの、下積みですね。
確かに、モチベーションがあがらないことも多いと思います。
私の場合は、作品全部が完成することが
モチベーションになっているので、そのために必要などんな
小さなシーンでも必要なものとして、
それなりのモチベーションで描いていました。
とはいえ、モチベーションがあがらず
なかなか進まないようなこともありますよね。
そこは、耐えて耐えて、最後に解放される、
正に「制限と解放」を作者も行う必要があると思います。笑
がんばってください。
瑞基 (日曜日, 28 9月 2014 09:48)
こんにちは
話作りに行き詰ったところこのサイトにたどり着きました
僕はまだ中三なのですが少し漫画家に興味があって今、某漫画雑誌の
模写や話の構成、キャラ作りをしています。
高校では、一作描ければなあ・・・と思っています。
模写したキャラは上手く描けるのですが、いざ、自分のキャラ作り
となると自分でも同じ人が描いたのかと思う程下手になってしまいます
話作りでも、いいと思ったものを思いついても、
自分の画力では、到底作れないものになりがちです。
そこで、どうやれば自分なりのキャラが作れるのか
どうやれば、自分にあった(初心者でも描ける)話ができるのか
教えてください。
mangastory (水曜日, 01 10月 2014 23:34)
瑞基さん
こんにちわ。
サイトに来ていただいてありがとうございます。
自分なりのキャラに話ですね。
こうすればうまく行く、とお教えしたいところですが、
マンガ作りにそんな魔法のような方法はありません。
練習あるのみです。
絵は書いていけば徐々にうまくなります。
マンガの絵を模写するだけではなく、実物の
人間やものを描いてみることも大事です。基礎力が上がります。
また、イラストはマンガとはちょっと違うので、
模写してもあまり意味がないかもしれませんね。止まっている絵はマンガではあまり必要ないのです。
絵の練習を単独でするよりは、マンガを描いていったほうが
いろいろなポーズがあったりアングル、拡大率があるので練習になります。
イラストは基本的に「決めポーズ」が多いですよね。
マンガは「決めポーズ」はむしろ少ないでしょう。
だからマンガのほうがいいのです。
それから話ですが、短いものから作ると良いでしょう。
そうすると、短くするには設定を減らさないといけませんから、
現代の日常的な題材が最も練習にはなります。
もちろん描きたいのは
壮大な設定があるのでしょうから、それを目指して
小さなステップを踏んで、積み上げていくといいと思います。
「描きたい」欲求は何よりも大事です。いつか
理想どおりの話を書くことを目標にがんばってみてください。
ちなみにストーリーは絵と違って練習だけではうまくなりませんので
手前味噌ですが6つの法則を参考にするといいと思います。
わからないことがあればいつでもこのサイトに来てください。
がんばってください。
セス (日曜日, 28 12月 2014 20:54)
はじめまして。
ストーリーの構成がまとまらなく悩んでいてネット
で検索してみたところこのサイトに行き着きました。
春休みに某出版社へ少年漫画の持ち込みに向けて漫画を書いてる15歳です。
その漫画の
プロット(あらすじ)で説明すると
影の中に世界はあるのかとふと思った主人公が足を踏み入れたら影の主人公(自分)に足首をつかまれ影の世界に引き込まれる。
その世界にいる人(敵)に 場所と(影の世界から)出る方法を聞く。敵は場所には答えた(説明した)が影の世界から出る方法は教えなかった。なぜなら敵の目的は監禁したいが為に主人公を影の世界に引き込みたかったから。主人公は親友のいる世界に戻りたい。その強い思いから能力が開花し敵と戦い影の世界から出た。元の世界へ戻れ、友達にその影の世界について話す。(終わり)
5W1Hでストーリーを説明すると
主人公が(影の世界で主人公を監禁したいという目的をもつ)敵を影の世界で(親友のいる)光の世界に帰る為能力を使って倒し元の世界に戻る。
という話です。
ここまでは最初書いたシナリオ(シナリオもちぐはぐなので書きつつ修正という感じにしてます)とは違えどすんなりと書けたのですが、
友達のエピソードをどういうタイミングで話の中に挟むかということに悩んでます(私の持ち込む出版社が友情努力勝利がテーマですので努力は描写できなくても友情と勝利はいれたいと思い友達エピをいれようと思いました)。
あとオチが凄い薄っぺらすぎてこんな終わりでいいのかなと考えた自分が首を傾げたくなるくらいで…オチも悩んでます。
そして何より
6つの法則の2、主人公が問題を解決する
が明確に自分と漫画的の中で解決できてなくネタ不足で詰みました。
敵に心の変化をもたせようとも思いましたがやっつけ感が否めないと思いボツにしました…。
友達のエピソードを挟むには話のどこらへんに挟む、
ちゃんとしたオチにする、
6つの法則の2、主人公が問題を解決する、
にはどうしたらいいでしょうか?
質問とは関係ないですが…ストーリーのアドバイスもよろしければいただきたいです。
管理人様に頼りっぱなしの様な質問と図々しいアドバイスを要求してすみません。また、()乱用での説明、長文失礼しました。お返事お願いします…。
mangastory (火曜日, 13 1月 2015 23:38)
セスさん
こんにちわ。お待たせしました。
サイトに来ていただきありがとうございます。
シナリオ、拝見しました。
まず、投稿用かと思いますが、内容が長すぎるように思います。
このお話は、主人公が異世界に行って活躍する物語だと思いますが、
そのような物語は長い話の中で成長し、最終的に元の世界に戻っていきます。
大抵最後は思いれのできた異世界との別れです。
異世界での生活の積み上げがあるからこそ生きていくる設定でしょう。
それを1話くらいの長さでやろうとすると、十分には描けないでしょう。1ページには適切な長さがあります。1ページに1年間の話を入れようとすれば、不可能ではありませんが、ダイジェスト的になるでしょう。
そして肝心の心の変化ですが、ありません。
「主人公が変化する」タイプの話かと思いますが、話の前と後で変化が必要です。今のシナリオでは、主人公は状況に流されていくだけで、そこに意思はありません。「感情」は変化するでしょうが、「考え方」は変化しません。心の変化とは考え方の変化です。たとえば、ネガティブな考え方だった主人公が、異世界に行って前向きに変わるといった変化です。
また、異世界で開花する能力も理由がなければなりません。たとえば血統がいいとか、身体能力が優れているだとか、選ばれしものだとかといったことです。それが、「主人公が問題を解決する」につながっていきます。
最初のうちは設定から先に考えがちですが、心の変化から先に考えてみるのも手です。好きな漫画や物語の登場人物がどのように変化しているかを観察してみましょう。
そして、その変化が起こるには何が起こるべきか考えます。
そうすると、もっとも重要な心の変化を中心とした話づくりができます。心の変化が成立すれば、友達とのエピソードや、オチもどのように配置すればいいかが自然とわかるでしょう。
それと、シナリオが少し形になってきたら、ネームをどんどん書くことです。漫画形式で書くことで、レベルアップができます。
まだ15歳、時間はあります。わからないことがあればまた聞いてみてください。ぜひ頑張ってください。
キラ (木曜日, 15 1月 2015 01:47)
はじめまして。
掲示板を拝見させて頂きました。
とてもわかり易く書かれていて勉強になります(^-^)
今年高校を卒業して、春から本格的に漫画家を目指そうと思ってるのですが、ストーリーがうまくまとまりません(ちなみに読みきりです)。
今決まっている内容としては、
小学校の頃親友だったB(仮)に何かしらのアクシデントで怪我をさせてしまったA(主人公)。それからしばらくしてBは転校、Bに怪我をさせてしまったことがトラウマとなりAは必要以上に人と関わることはしなくなった。それから6年が経ち、高校の入学式で偶然再会するAとB(Bは地元に戻ってきていた)。BはAに気付いたが、AはBに気付かず……というような感じなのですが、途中で再びアクシデントを起こし、過去(小学校の時のアクシデント)をフラッシュバックさせたいのです(^ω^;)
Bはあの頃のことをもう気にしてはいないのですが、Aは今も小学校の時のことを後悔していて。そんな矢先のアクシデントで、二人の距離をもう一度離したいんです(一回目は小学校の頃)。ちなみに最後は二人をくっつけたいと思ってるのですが、そこまでのつなぎが上手く出来なくて。
拙い文章で分かりにくい点も多いかと思いますが、良ければアドバイスして頂きたいです。
mangastory (水曜日, 21 1月 2015 23:23)
キラさん
こんにちわ。
サイトを見ていただいてありがとうございます。
さて、内容を拝見しました。
大きく2人の変化を追っていきますと、
A、Bが離れる。(小学校時代)
A、Bがくっつく。
A、Bが離れる。
A、Bがくっつく。
大きくは4回の心の変化がありますね。
読み切りでかけるのはせいぜい、1回です。
あとの3回をどうシンプルにするかがまず問題になってきます。
たとえばこのような方法があります。
まず小学校時代の話は回想として挿入します。
そして、A,Bはすでに友達です。
--------------------------
すでに友達(恋人?)のAがB。Aが過去の話をする。
何らかのエピソードがあって、AがBの過去に気付く。
フラッシュバックし離れる。
↓
何らかのエピソードがあって
↓
トラウマを克服し戻る。
--------------------------------------
こうすることで、変化が1回になります。
他にも、そもそも変化の回数を少なくするなどの方法は
あるかと思いますが、こ心の変化についてはのような工夫が必要です。
とはいえ、キラさんは心の変化についてはよく考えているようです。
しかし出来事はどうでしょう。
それがつなぎがうまくいかない理由かもしれません。
ストーリーは心の変化が大事ですが、
出来事も同時に進行しなければなりません。
何も起こらなければ、何も変化しないのです。
この話の題材は何でしょうか?
スポーツでしょうか?バトルでしょうか?推理でしょうか?学園でしょうか?
何でもよいのですが、その題材ならではの出来事が起き、
それと同時に心が変化するのが望ましい形です。
たとえば学園でしたら、学園祭が近づく中、クラスの出し物の
重要な役割をA、Bが持っていて、そんな中、2人がバラバラになってしまいます。そこまでお膳立てすれば、あとはどうやって2人をくっつけるかです。第3者のCが説得するという手もあります。Bがなにか自身を危険にさらすようなことをわざとやって、Aに助けさせ、これで帳消しだなどというのも手かもしれません。
このように出来事のと、心の変化の両方(車輪の両輪のようなものです。)を考えていくことで、物語りがつながってゆきます
答えになりましたか?わからなかったり、ちょっと違うなと思ったら、また書き込んだくださいね。
私も高校卒業から本格的に書きましたので、応援したくなります。
境遇は違うでしょうが、ぜひ頑張ってください。
はな☆ (土曜日, 07 2月 2015 21:20)
はじめまして、私は今、専門学校一年生です。もうすぐ二年生になります。
漫画は専門学校に入って描き始めました。今まではイラストの方がをやってました。
そこで質問なのですが、恋愛系の漫画を描います。
描き初めて一年、完成した漫画は24ページが2つしかありません。
なので、いきなりキュンキュンした漫画を描くのは難しいとは思いますが、どうしても今年中に結果を出さなければいけません。
それで、毎回悩むのがキャラ同士の会話と好きになる過程です。
少年誌中心だと思いますが、知恵をお貸しください、よろしくお願いします。
まず、キャラ同士の会話なのですが、恋愛漫画なのでキャラ二人が中心なのですが、私はあまり人と話しません。なのでどんな会話をさせればいいかわかりません。こればかりはどうにもならないと思うのですが、二人に会話をさせても、どちらかが(主人公)話している間に説明をいれるという感じになってしまいます。
会話をさせるというのがどうしてもできません。
どのような感じに会話はさせればいいのでしょうか?
そして、好きの過程です。
投稿作品だと短いページ数で両思いにさせなければいけません。これがどうしても難しくて、最初から両思いならいいのですが、どのような順序で両思いにさせればいいのでしょうか?
難しいことだとは思いますが、ずっと悩んでて教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
mangastory (水曜日, 11 2月 2015 09:01)
はな☆さん
こんにちわ。
書き込みありがとうございます。
1年で2作とは、そこそこだと思いますよ。
がんばってください。
少年誌中心ですが、話の構造は一緒ですので、ご参考になれば。
まず、キャラ同士の会話ですね。
会話運びは本当の会話を参考にするのが一番ですが、映画などの作品や人の会話を研究してみてもいいですし、ネット上の会話でもいいかもしれません。ただ注意しなければならないのが、ストーリー上の会話は、日常の会話と違ということです。
ストーリー上の会話は「ストーリーを進めるための会話」で、すべての会話に意味があります。無駄話をしてはいけません。(無駄話に見える会話でもキャラなどの設定を説明するためにあったりします。)
逆に言うと、ストーリーがこのように進むということが決まっていれば、そこでされる会話はある程度決まってくるということです。
例えば、お互い素直になれない女の子A、男の子Bがいます。外は雪が降っています。ここでは、Bが気持ちをちょっと伝える場面です。
A雪だね。ね、あれ見て、もう雪だるまできてる。ちっちゃい時よく作ったな~。鼻に人参ついてるよオラフみたい
B・・・
Aねー見てんの?
B見てないよ。
A?なんで
Bお前を見てたから。はしゃいで可愛いなって(えんだああああ)
みたいなかんじです。
「最後のお前を見ていた」を書きたいために、何かに注目させるA、見ないBという設定をしました。このようにストーリー上の目的が明確にあれば、会話は自然と組立てられます。
次は好きになる過程ですね。
投稿作品だと、おっしゃるとおりページ数が限られています。
少女漫画の王道は、印象的な出会いがあって、そこからのやりとりだと思いますが、出会いからやってしまいますと、ページ数がかなり必要になります。連載しているからできることです。
そこで、ページ数を短縮するアプローチが必要になります。一番いいのは出会いを省略することです。
出会いというのは全く知らない同志が合うということですので、そこからお互いを理解し合うのに時間がかかります。
方法はいくつかありますが、過去にであっていて、お互い気になっていたのを思い出すとか、すでに知っている仲だけど、今回初めて一緒に何かをすることになった、もう少し進めて、既にお互い気になっているけど、なにか理由があって進展できないなど、全く知らない人同士ではなくすることが良いかと思います。そうすることで感情が近づくスピードの違和感もなくなりますし、お互いについての無駄な説明も必要なくなります。
その上で、どこかのタイミングで好きだと思う瞬間をつくることです。最初から知っている同士だと、お互いに基礎知識がありますから、「(基礎知識を裏切る)意外な一面」を演出することができます。ベタですが、乱暴な男だと思っていたら子猫に優しいいいやつだったとかですね。見た目で好きになる一瞬でもいいと思います。
それから、両想いですが、最も簡単なのは片方は最初から好きということにしておくことです。女の子が主人公でしょうから、男の子は普段はそんな素振りは見せないが、実は女の子のことが気になっていた。女の子が男の子を好きになり、告白したところで実は俺も・・・が最も簡単です。もしくは男の子がすごく女の子を好きじゃなくても、告白されて悪い気はしないといったところに落ち着かせるのも手です。
どちらにせよ、男の子、女の子両方の心の変化を書いていくことは技術的に高度です。どちらかを固定(既に好き)という状態することでコンパクトにまとめることができます。
もっと聞きたいこと、わからないことがあれば聞いてみてください。
具体的な内容でも大丈夫ですよ。
ぜひがんばってください。
ちさ (火曜日, 26 5月 2015 01:19)
はじめまして、高校生です。
6つの法則がとても分かりやすく、参考にしながら漫画を描いています。
描く上で悩んでいることがあるのですが、教えて下されば嬉しいです。
コマ割りについてです。
描き上げた漫画を読み返すと、読みにくいというか似たような形のコマばかりでページをめくる気になりません。(物語がつまらないというのもあると思いますが)
そもそもどういうシーンの時にどの位の大きさや形のコマにすればいいのか、またキャラの立ち位置やアングル、アップと引きの使い分けなど、そういうものが分かっていないんだと思います。(´-ω-`)
よければ教えて下さい。
因みにストーリーなのですが、内容がつまらない気がしてならないし、何か既存の作品と被っている部分がありそうで自信がないです。
今のところ考えているのはファンタジーで、
架空の国(王国?)が舞台
→国の女王と主人公は主従関係
(例えると、喧嘩する程仲が良い。主人公はムキになって女王はからかってあしらうような感じ)
→いつものからかいで雑用を押し付けられて街中に居る時、ヒロインと出会う。
→数日後また会う
→女王が突然悪に(兵を使って住民等を大量殺害。主人公の仲間とヒロインの親も殺される)※その日身につけた呪いの指輪によって操られていた
→女王は能力を持つ兵と共に他の国へ
→指輪の所為とは到底気づかず、二人で復讐をする
といった具合です。何か思うところがあったら指摘お願いします。
mangastory (火曜日, 02 6月 2015 22:20)
ちささん
こんにちわ。
いつもサイトを見ていただいてありがとうございます。
さて、コマ割りと、ストーリーですね。
まずはストーリーのことから書きましょう。
まず、最も大切なのは心の変化です。
この話では誰の心が変わる話でしょうか?
女王様は偶然指輪を手にして、偶然悪くなってしまうので、
心は変化していません。
主人公は女王に失望するだけです。変化はしていますが、それは状況に流されているだけです。
ヒロインは何のために出てきて何を思うのでしょうか。不明です。
このように、大切な心の変化が抜けています。
それが物語をつまらないと感じさせている最も大きな要素だと思います。
この内容を活かすのであれば、例えば、
女王は実は心の奥底で
平凡な暮らしをする平民をねたんでいて、
それが呪いの指輪で増幅された→主人公の説得で改心して元に戻る。といった内容でしたら、成立します。
また、この話は何ページを想定していますか?
おそらく投稿用でしょうから、30ページ前後かと思います。
30ページでこの内容をまとめようとすると、
スタートは最後の「二人が復讐に向かう」ところから始めなければなりません。
主人公とヒロインは既に出会っているし、女王は既に邪悪になっていて、
その経緯は回想などで手短に(2、3ページ)まとめるしかありません。
そこから先がストーリーです。ここまでは設定です。
ストーリーを考えなくてはいけません。
まずは心の変化を考え、そこから肉付けしていくと良いと思います。
30ページは短いので極力不要な登場人物は削ることです。
(この場合ヒロインは不要と思います。)
また、肉付けの素材を変えることで在り来たり感からは脱却することができます。
例えば、舞台を架空の江戸に変えてみてください。
がらっと印象は変わると思います。他の舞台でもいいですし、小道具も変えても良いでよう。呪いの靴でもいいわけです。
それからコマ割ですが、ストーリーができてきますと、大事なシーンとそうでないものが区別できるようになります。ストーリーを進めていくコマが大事で、そうでないものは大事ではありません。大事なものは大きく、そうでないものは小さくすることができます。例えば、心が変わる瞬間は見開きを使ってもいいくらいです。
心の変化を大切に、ぜひ頑張ってください。
塩分控えめ (月曜日, 09 5月 2016 18:42)
読後感がダークになる作品や、誰も救われない作品は売れませんか?
商業誌に投稿、持ち込みをするため、通っていた専門学校の先生に添削して頂いたら
「つまらない世の中を一蹴するような作品の方がいい」と言われました。僕にとっては
ダークな物こそ世の中をぶっ飛ばしているのですが、それだけ上記の作品は今の読者の心はつかめないのでしょうか?浅野いにお先生や、NHKにようこそ! 地獄少女などを読んでる限りは気のせいだと思います。いかがでしょうか?
mangastory (土曜日, 14 5月 2016 08:57)
塩分控えめさん
書き込みありがとうございいます。
ダークは売れるかとのことですね
売れる作品を作りたいのなら、狭いターゲットに徹底的に受けるものを作るか、広いターゲットに浅くても受けるものを作ることです。
ダークな作品は娯楽作品よりも好む人が少ないと思われますね。
少ないとはいえ、他の例にもあるように充分に人口はいると思われますから、その層に受けるものを作るのは間違っていません。
もちろん、好みの層を絞っている(こだわりの人が多い)ので、クオリティが求められるでしょうね。
また、狭い層でちょっとだけ売れるのと、広い層でちょっとだけ売れるでは、全然違いますから、狭い層には絶対に受けないといけませんね。
(売れる売れないの話は漫画というよりマーケティングの話ですね。)
根本的に話をすると、作者が面白いと思わないものは面白くありませんから、好きなものを極めることです。
ということで、結論はダークな作品も極めれば売れるということです。
ちなみに先生が言っているのは間違ってはいませんがダーク云々と関係ない、一般論ですね。
がんばってください。