法則1で「誰かの心が変わる」と書きました。
これだと、あたかも自然に変わるようです。
だけど
人の心は何もしないで変わることはありません。
音楽を聞いた、
誰かにアドバイスをもらった、
サイトを見た、
お風呂に入って気分変わった、
悩んだ・・・
これは日常の些細な例ですが
きっかけがあって、その結果、心が変化するんです。
きっかけにはいろいろな種類があります。
漫画だったら、
心意気にふれた
仲間が犠牲になった
同情した
核心をつかれた
などでしょうか。
例を見てください。
これは法則1で紹介した例ですが、白の心が黒の助言で変化しています。
これに、法則2の問題と、解決を加えてみましょう。
黒の助言で、白の心が変わり、問題を解決できました。
なんとなくストーリー漫画らしくなってきたようなきがしませんか?
主人公が黒の場合はもっと、少年漫画らしくなります。
黒の行動がきっかけになり、白の心が変化しています。
このパターンはいくらでも同じタイプの話が見つかると思います。
でも少年漫画に限らず、どんな漫画でも、小説でも映画でも、およそ話といわれるものには
この法則は適用できます。
さて、法則1~3で話の基本構造は終了です。
これだけ?って思うかもしれません。
でも、全部の肉をそぎ落とした話の本当の骨格はこれだけなんです。
ただ、これだけで面白いはずもありません。
ここから骨格を動かす大事な部分を説明します。
装飾が肉ならば、法則4~6は話の筋肉とでもいえるでしょう。
では次は法則4です。